ジュノー空港から水上飛行機で30分弱乗って到着する無人島のチチャゴフ島で、ブラウンベア(和名は、ハイイログマで、ヒグマの亜種です)にも遭遇しました。
滝のポイントに到着後1時間弱クマが出ないので、ハクトウワシなど鳥を見ながらも、待ちぼうけていましたが、突然、親子のブラウンベアが水場をはさんで向こう岸に出現!
悠々と歩いてサケが遡上する滝へ近づき、母グマ見守る中、活動的な子熊がサケを捕らえ食べていました。
2頭の子熊は、短い時間を見ているだけでも性格の違いがわかり、行動的な一頭とのんびりやさんでした。そしてそれを見守るお母さん。
足がだいぶ細いので、サケを十分に食べる前、サケの遡上は始まったばかりだということでした。
昨年は、カトマイ国立公園で雄のクマがサケを食べる所を観察しましたが、親子のクマの方が見ていて動きがあり、興味深く、面白いと思いました。
サケの遡上に合わせてクマが川に集まり、冬眠で3分の2に減った体重を戻すためというか、空腹を満たすため、ひたすら食べる時期となります。動物はやっぱり食べることが一番大事。無防備に観察させてくれます。
無人島へは、こんな6人乗り(パイロット込み)の水上飛行機に乗っていきました。荷物は計測され、体重は自己申告で搭乗前に伝えます。
が、最終的に乗り込む前にパイロットが人を見て、どこに座るかその場で指示だします。自分は、往復とも副操縦席(操縦士の隣)の隣でした。
飛行中は、音がうるさいぞと説明がありイヤホンを配られました。自分は、バイクやF1、戦闘機などそういう音が好きなので、行きはイヤホン断りましたが、帰りはもらいました。