野生のコザクラインコに会いに行く スケジュールを組んでみた

ちょっと前に考えたことを今日はいいことがあったので、シェアしよう。

コザクラインコ好きの人には楽しい話。

そうでない人にはどうでもいい話だけど、旅した気分? 旅を計画する気分は味わえるかも。

野生のコザクラインコを見に行くという旅、

友人のバードガイドから最近ナミビアに行ってきたよと1週間前くらいにWhatsAppで連絡をもらった。

「コザクラインコ見れた?」と聞いたら。

「100羽ぐらいきた、すぐ近くに」

といい、写真を送ってきたのが上の写真。

近距離で撮影したのがわかる。

まだこの距離では、私はコザクラインコを見れていないし、この鳥には何度でも会いに行きたい。

なぜなら、コザクラインコは、私と鳥をつなげてくれた運命の鳥で、

9階のベランダに飛んできたのを保護してそのまま飼うことに。

私にだけよくなつき、一緒に昼寝するほど濃密な時間を過ごした。

6年ほどでいってしまったが、今でも近くにいる気がしている。

そんな特別な鳥なので、可愛がっている人が、

野生のコザクラインコを見にいきたいという気持ちはよくわかる。

今年一年、海外に行くことはなかったけど、

国際線の飛行機はすでに飛んでいる。

そして、宿も営業している。

あとは出入国の問題で、まぁそこがネックなんだけども、

現状、出るのは出れるけど、予定通り帰ってこれないかもしれない不安は消せない。

そして、そんな辺鄙な国に行って、感染症になったらどうするの?と思い悩むような人は、

コレから先、しばらくは(しばらくっていつ?と思うが)、

海外に行かない方がいいと思ってる。

結局のところ、誰も正確な状況はわからないし、

考えられることは、考えてみたけど、正確な答えなんて一生わからない、

安全になったらというかもしれないけど、

その判断基準はどうするの?と思っている、

そもそも日本の判断基準は海外とは全然違う。

考え続けてふと気づいたことは、

今までも対して変わらなかった、そんな世界に私はいる。

持病があるとか、個人的な要素がないと仮定してだけども。

一つ危険なファクターが増えただけ。

すっかり脱線した。

宿泊地

最初に話した友人と、コザクラインコを見に行くためのスケジュールも数回のやりとりで、すぐできた。

日付を入れないと分かりにくいので、来年の1月28日から出発すると仮定。

現地到着後のスケジュールはこんな感じ。

1泊目 ウィントフック(Windhoek)泊 2022年/1月/28日
2泊目 オマルル(Omaruru)泊 1/29
3泊目 オマルル泊       1/30
4泊目 オマルル泊        1/31
5泊目 ウィントフック泊     2/1

コザクラインコだけを主目的に行くのならばコレで十分すぎる。

実は、オマルルは1泊でもいいと言われたが、わざわざいくのだから2泊したいよねと。

そして、フライトスケジュールを実際に見たら、

現地5泊はしたくなったので、もう一泊追加した次第。

教えてもらった宿では、大型哺乳類も少しは期待できそうだし、飽きることはないだろう。

ナミビアの説明

ウィントフックはナミビア共和国の首都。

ナミビアの位置は、南アフリカ(アフリカ大陸の一番下にある国)の左上にある国。

日本から、少なくとも2回乗り換えしないと着かないので、

アフリカの中でも行くのにひと手間かかる遠い場所。

2回飛行機を乗り継ぐということは、ロストバゲッジ(荷物が行方不明になる)や乗継できない等のリスクも2倍だし、

中継地の南アフリカ、ヨハネスブルグの空港が信頼おけない空港なので、いつも気がかり。

でも、ここを経由していくしかない。

で、今ならどうなの? と思って、

エクスペディアのサイトを久しぶりというか、今年初めて開いてみて、検索してみた。

そしたら、

128,370円(往復運賃)で、ナミビアにいけると判明!

以前より、乗り継ぎが悪くなっているだろうとは推測してたけど、

実際、相当ドーハでの乗継時間は長くなっていた(往復ともに15時間以上)が、とりあえずつながるならよしとしよう。

こんな感じだった。

フライトスケジュール

<往路>
1月26日 カタール航空(QR)807 成田発21:55/ドーハ着翌27日05:00[所要時間:13時間5分]
【ドーハ乗継時間:15時間25分】
1月27日 QR1365 ドーハ20:25発/ヨハネスブルグ着翌28日04:00[8時間35分]
【ヨハネスブルグ乗継時間:2時間30分】
1月28日 エアリンク120 ヨハネスブルグ06:30発/ウィントフック着08:45[2時間15分]

<復路>
2月2日 エアリンク327 ウィントフック発13:40/ケープタウン着15:50着[2時間5分]
【ケープタウン乗継時間:3時間20分】
2月2日 QR1370 ケープタウン発19:10/ドーハ着翌3日05:55着[9時間45分]
【ドーハ乗継時間:20時間5分】
2月4日 QR806 ドーハ発02:00/成田着17:55[9時間55分]

スケジュール

すごーくざっくり書くと、
1/26 深夜、日本を出発し、中東のカタール・ドーハで15時間待ってから、ヨハネスブルグ便へ乗継。到着後、さらに乗継。

1/28 ナミビア、ウィントフックに朝到着後、空港で身支度して、車でさっそく、コザクラインコを探しにいく。午後早めにホテルに入って休む。
ウィントフック泊

1/29 朝、最もよく鳥の動く時間帯に、探鳥に行ってから朝食。
朝食後、オマルへ移動。約2時間強。
到着後、川の周辺でコザクラインコを探し、宿へ。
敷地内でコザクラインコを探す。 
オマルル泊

1/30 終日、コザクラインコを探して見る。
オマルル泊

1/31 終日、コザクラインコを探して見る。
オマルル泊

2/1 朝、コザクラインコを見て朝食後、ウィントフックへ戻る。
ウィントフック泊。

2/2 午後のフライトで日本に向けて帰国。
2/4 夕方、帰国

10日間になってしまった!

飛行機とホテルの予約と料金

オマルルである宿に泊まるとコザクラインコが見やすい。

エクスペディアやブッキングドットコムでその料金をみたら、

2人一部屋の部屋代が、1泊4〜5万円位で出ている。

1人で泊まれる部屋だと、1泊2〜3万円のもあった。

宿泊サイトでは、アフリカのコテージタイプの宿の予約は難しいなぁと今回感じる。

コテージの位置がどこにあるかは見ていないのと、

また、料金にどこまで含まれているかが確信がもてず(アフリカでは行ってみたら違うことも多いから書いてあることは完全に信じてない)、

ホテルのサイトもみたけど、詳細不明。

えらく高く感じるかもだけど、一度行けばそうでもないことがわかる。

行くと納得できると思うのだが、すごく費用がかかるだろうシステム、作りなので、そんなものかなぁと私は納得した。

個人的には、昔と違って、世界中の宿が予約できるのがすごいし、

そういうサイトから旅行者が撮影した写真が見れること、

ホテルのサイト以外からも情報が得られることがとても参考になる時もあってありがたい。

ただ、間違ってることもあるから、全面的には信用しないけど。

でも、実際に、アフリカの宿泊予約を本当にそういうサイトから予約を入れるかはまた考える。

実際にアジアでは使ったこともあるし、問題なかったけど、

アフリカはちょっとなぁと。

ウィントフックは宿は1泊1万円程度で十分泊まれるはず。

というわけで、宿泊代と宿での食事代、チップ等を含めても、最大20万円程度。

参考までに、一部屋を2人使用が基本だから、

2人で行ったら、1人分の費用は安くなるし、ファミリールーム大部屋を利用したら、また料金は全然違ってくる。

だから、この金額は、調べた時の料金であって、あくまでも参考料金。

飛行機の運賃は、128,370円。

内訳は、航空券108,100円、税及びサービス料20,270円。

激安!

ルールも違い、時期も違う航空券代を金額だけで比較するのは本当は意味はないが、

5年前ぐらいは航空券代が18〜20万位はしてたから、単純にこの金額に私は驚いた。

別に、特別安いのを選んだわけではない。

選考基準は、いくつもある。

フライトスケジュールを選ぶのはかなり難しい、

考えれば考えるほど答えはでないが、考えないプランナーも多数知っているので、気にするかどうかは資質と、あとはトラブルにあった経験次第だと思う。

いかにリスクを減らし、かつできるだけ快適に、無駄なく行けるかは、

フライトスケジュールにかかっていると言っても過言ではないので、

いつも普通にそれを考えながら、かつ運賃が高くなりすぎたりしないような飛行機を選ぶ。

そんなふうに考えてるのがベースにあった上での今回の選び方はこんな感じ。

往復ともに、長時間待つのは、快適な空港のドーハにした。

ヨハネスブルグの乗継時間は本当は長め、3時間以上欲しいのだが適当な便がなかったので、

どうせ今回は乗らないからと上記のフライトを選んだが、少し悩んだ。

ヨハネスブルグの空港の乗継はターミナル移動が面倒だし、

出入国でも無駄に長時間待たされたり、トラブルもあったので、本来なら選ばないけど、

どうしてもなければ、仕方なくそのフライトを選ぶ。で、ダメだった時は、現地で対応する。

復路のフライトは、ケープタウン経由があったので、迷わずそれにした。

ヨハネスブルグより小さい空港で乗り継ぎしやすいし安全。

かつ個人的にも2001年に一度行ったきりなので、

久々に上空からテーブルマウンテンの景色が見えたらいいなと思ったが、

ヨハネスブルグの空港が避けられるルートが選べるのならそうしたい。

旅計画のポイント

旅でいちばん大きな金額を占め、かつ変動して、費用総額に影響が大きいのは、

航空券と宿泊代。

この二つの料金が、季節や混み具合でも、大きく変動し、

上手く取れないと致命的になるというか、ひどいと料金が倍になったりもする。

でも、日付を確定しないと進めないので、

例えば、先に航空券を予約・購入してから希望している希望の宿が取れないとかなり頭の痛いことになる。

が、それも運命だと思って、何かの計らいが動いていると思って、

受け入れるぐらいの気持ちで行けばいいのかと、

今回思ったりした。

コレから、ますます不確定要素は増えるだろうし。

それから宿泊日数についてもう一言。

コザクラインコを本当に、チラッと見るだけなら、

ウィントフックに行くだけでも見られるかもしれない。

実際に行ってみたら、

オマルルに1泊しただけでも、満足できるほど見れるかもしれない。

でも、それは行ってみないとわからない。

そして、経験上、ほぼ皆さんが行った先で、

もう一泊ゆっくりしたかった!と、気に入った場所で呟かれるが、

出発前は、費用が安いもの、期間はあまり長くない方がいいと考える人の方が多数で、そういう旅が選ばれる。

費用と期間は比例する。

せっかくアフリカに行くのなら、ゆっくりした方が絶対にいい。

弾丸ツアーなるものも理解はできるけど、

生きもの観察目的なら、

自然条件に影響されやすいので、

ゆとりをもったスケジュールを全力でおすすめする。

観光地巡りのように、人の予定に合わせて行って、生きものに出会えるわけではないから。

現地で少しはのんびりする時間があるくらいの方が、何か少しくらいのアクシデントにも対応できる。

だから、オマルル3泊+ウィントフック2泊の5泊としたけど、

そこは価値観の違いが出るところ。

往復のドーハでの乗継時間の長いのを考えると、

現地到着後は、せめて5泊はしたいと私は考える。

または、フライトスケジュールが以前のように快適になるまで、旅はしないという選択もあるが、

それはいつくるのかはわからない。

さいごに より楽しむための準備

航空券代と宿泊代のほか、

乗継地ドーハで快適に過ごすなら、ホテル代などそのための費用もかかるし、

現地での車代ガソリン代、ロッジ内での追加サファリ代とか、

各所で食事代やチップ、それから海外旅行保険料、日本での移動費とかいろいろかかる。

南アフリカやナミビアに行ったことがある人、

海外で探鳥旅行をしたことがある人、

鳥を自分でさがせる人、

の条件を満たす方なら、個人で行ってもなんとかなるかもしれないが、

そうでなかったら、

断然ガイドに案内してもらった方がいい。

その方が、ずっと快適に過ごせ、

コザクラインコにも楽しく出会えるはず。

集団移動で飛んでくる時の鳴き声もすごいが、

一羽が自分の近くを通り抜けていくとき、

あの独特の鳴き声が自然に近くに聞こえるときの感動は、飼っている人には味わって欲しい。

そして、ナミビアでコザクラインコを心から楽しむには、

双眼鏡が必ず必要になる。

目で見るだけの楽しみもあるが、野生のコザクラインコにいつも近づけるわけではない。

裸眼で見たときに枝についている遠くにいる小鳥たちが、

双眼鏡でのぞいたら、みんなコザクラインコだとわかった時の感動もすごい。

だから、双眼鏡も行く前に準備しよう。

そして、アフリカに行ってまで見たいのなら、

おもちゃみたいな双眼鏡でなくて、ちゃんと見えるものをもって欲しいと個人的には心から願う。

かつ、日本で、野外で鳥を見ることに慣れた方が、ナミビアに行ってから数段楽しめるはず。

双眼鏡の購入、鳥を初めて野外で見ることのお手伝いはいつでもできるので、

本気な人は、お問い合わせからご連絡ください。

ナミビアは、比較的安全だけども、

ルールもわからず個人で行って、少額のチップを駐車場で渡さなかったりしたら、

あっという間に車の盗難や、命の危険もある。

生きものの旅は、仕事で始めたのもあるけど、

私は、1人で探して見るより、同じく自然や生きものが好きな人と一緒にみて共有して楽しみたいから、

そして1人では寂しいし、怖いから、たぶん1人では行かない。

そもそも自分は車の運転をしないので、自分1人ではどこにも行けない。

でも、

飛行機と宿を手配し、レンタカーを手配して、運転ができる同行者がいれば、

行けるなぁと思って、My Dream tourを作って楽しみました。

旅行社が出すような、スケジュールにはあえてせずに、

読む風に書いてしまったので、読みにくいと思うけど、

スケジュール聞いて、

コザクラインコに会いに行ける! と思えて楽しくなった人が1人でもいたなら、とてもうれしいです。

野生のコザクラインコに会いに行きたいというご連絡はときどき頂き、聞かれていたので、

こんな感じというものを一度ざっくり書こうと考えていましたが、すっかり遅くなってしまいました。

費用、料金的なものはすごく変動するので、水ものなこと、

一緒に行く人数によって大きく変わること、

この先、世界のルールが変わればそれに影響を受けること、

今はこんな世の中だから航空券代が激安なこと、

アフリカ大陸内や北米と中南米間では、すでに人が動いていること、などついでに伝えます。

こんな状況だけど、来年や再来年には動きたいと思っている人や、

今までに野生のコザクラインコを見に行きたいとご質問いただいた方にこのブログが届くといいな。

そして、一緒に行きたいよ!という方は、ぜひ一度お問い合わせフォームからご連絡ください。

コザクラインコ好きな人で見に行きたい!と思っている人たちでzoomイベントを開きたいと思っています。

3人集まったら、開催します、とっても楽しそう!

連絡お待ちしています。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

イベント情報

ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

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