いつもの公園を飛び出して、南高尾に鳥&花さんぽに行ってきました!
今回は、視覚障害者と晴眼者(視覚障害者の対義語)一緒での初開催となりましたが、終始なごやかで、不安が全くなかったわけではないのですが杞憂に終わりました。
視覚障害のある方は、ガイドヘルパーの方と一緒なので、私を含めて6人での散策でした。
朝、駅の改札前で待ち合わせでしたが、その時すでに、カジカガエルの鳴き声がよく響いていました。
平日でしたが人は多く、ロープウェーがある通常ルートの方へは、100人を超える小学生の遠足や多数のグループが向かっていましたが、
私たちの目的地は、全く違うので、人の多さは気になりませんでした。「高尾山でもこんなところがあるのね!」と言われましたが、本当にその通りです。
目的の散策コースは、鳥を見ようとすると樹高が高いので、見るのは難しいのですが環境はとてもいいので鳥は多く、
鳥の鳴き声を聴く、バードヒアリングをメインにするにはとてもいい場所です。時々スミレが咲き、ニリンソウが続く道を、
雨上がりの気持ちのよい森の空気を吸いながら、耳に集中して散策を楽しみました。
野外活動は、お天気の心配はつきものですが、前夜から相当強く雨が降り、天気図をみて止むから大丈夫と思いつつも、夜中は心配になる降りっぷりでしたが、
朝からスッキリ晴れて、むしろ暑くなりすぎないかが心配なくらいの上天気になりましたが、
森の中にいる分には日差しが直接入らないので、暑くなく気持ち良く過ごせました。
前日の雨のおかげで、鳥は比較的遅いお昼近くまではよく動いてくれましたし、
爬虫類のヒガシニホントカゲ、アオダイショウ、シマヘビが日向ぼっこに姿を表してくれチラッとだけ遭遇できました。シマヘビをその観察地で見るのは初めてでした。
鳥は、姿を見たのはヤマガラ、エナガ、ガビチョウだけでしたが、ウグイス、オオルリ、キビタキ、センダイムシクイ、そしてホイホイホイホイと鳴くサンコウチョウの声も聴きました。
聴くことに専念すると、目で探そうとしていた時よりも聴こえる気がします。今回、もっと、声だけでバシッと識別できるようになりたいと思いました。
日本の鳥はただいま再勉強中という感じで、日本でのバードウォッチングを去年から、学生時代ぶりなので20年以上ぶりに再スタートしています。
今回、ありがたいことに、道を歩いていたら、掘り立てのタケノコを思いがけずくださった方がいて、旬のお土産をいただいて帰ってきました、感謝です。
皆さん、美味しいタケノコご飯や煮物にしたとのこと、料理下手な私も頑張ってたけのこご飯を作り、娘に褒められました。
散策のあと、高尾山口駅近くまで戻ってきてから、TAKAO COFFEEで、美味しいコーヒー、ケーキ、ソフトクリームなどをいただき、
そしてTAKA O599 MUSEUMにも立ち寄ってから帰りました。鳥さんぽは「大人の遠足」みたいとご感想いただきました。
今回ご一緒の皆さん、楽しい時間をありがとうございまいした。
鳥さんぽも、みきの観察ラボのほかの旅なども、私がリーダーになって観察しながらすすむ! という趣旨ではなく、
同じ時間や場所を共有し、1人でではなく、一緒にいるからこそ気づいて楽しめることを味わう、新しい気づきを得る、そんな風なことをめざしていこうと考えていますので、
興味のある方なら誰でもウェルカムですのでお待ちしています。初回は緊張したり、どきどきするかもしれませんが、ゆるい気持ちでいらしてください。
自然の中を鳥や自然の音に集中して歩いていれば、普段使わない五感を使い、おのずと違う世界につながり、いつもはキューっとしまっている体や心の芯みたいな部分がほどけて、気持ちよくなれると思います。
私のブログを読んで来てくださる人は、みなさん優しくて、ゆったりしてる方が多いので、安心していらしてください。
というわけで、こんな散策にご興味を持ってくださった方、ぜひ鳥さんぽお申し込みください、お待ちしています。