コスタリカの国鳥
写真の茶色い鳥、
バフムジツグミという名の鳥ですが、
とっても地味ですが、コスタリカの国鳥(こくちょう)です。
日本の国鳥はキジですが、
知らない人が多いことを、
NHKの自然番組「ダーウィンが来た」を見て知り驚きました。
その国の国鳥が何か?
私には大事な情報です。
海外ツアーをご案内していると
「この国の国鳥は何ですか?」とよく質問されます。
現地バードガイドもそれはわかっていて、よくこの話題が出ます。
国鳥が無い国もありますし、
きれいな鳥が、国鳥の国もありますが、
コスタリカみたいに地味な鳥が国鳥の場合もありさまざまです。
国鳥に選ばれた理由
バフムジツグミ(英名Clay-colored Thrush)が、
選ばれた理由が、
どこにでもいる鳥で、
誰でも知っているからという理由です。
泊まるホテルに餌代や水場があれば、
見る機会はあるでしょう。
でも、茶色くて地味なため、
バードウォッチャーでないと気づかないか、
見ていても注目されないくらい地味だったりします。
地味な鳥の危険性
茶色い鳥ゆえに、
しっかり観察しないでスルーしてると、
一度もちゃんと見ない、または撮影しないまま、
帰国してしまうという事がおこります。
また、一度見ても、記憶に残らないので、
2回目以降その国、または周辺国で同じ鳥を見ても
記憶が無いという事が起こりやすいです。
バフムジツグミの分布域
中米(セントラルアメリカ)全域に分布している鳥ですが、
アメリカ、テキサス州、ニューメキシコ州にも記録があり、
コロンビア、ベネズエラの一部にも分布しています。
eBirdのサイトからの情報です。