イベント開催のご案内 2月28日(水)

サファリに行きたい方、アフリカに行きたいけど、どうしていいかわからない方、ぜひ一度お話を聞きに来てください! あなたの疑問にお答えするイベントです。
  • 開催日時: 2月28日(水)19:00~21:00(18時30分開場)
  • 定員8名
  • 参加費1,000円

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コスタリカの鳥 バフムジツグミClay-colored Thrush 地味な国鳥

コスタリカの鳥 バフムジツグミClay-colored Thrush 地味な国鳥
国鳥が大事?

日本の国鳥はキジ、という事を、知らない人が結構いるということを、つい最近NHKの自然番組「ダーウィンが来た」を見て知り、やや驚きました。

普通の方には、そんなものかもしれないですが、私には結構、大事な情報です。

海外のツアーでご案内していると「この国の国鳥は何ですか?」と質問されることがよくあります。現地バードガイドもそれはわかっていて、よくこの話題が出ます。

きれいな鳥が国鳥の国もありますが、コスタリカみたいに地味な鳥もいます。

選択した理由が、どこにでもいて、誰でも知っている鳥だから、という正当な理由だと、わりと地味目になる可能性が高い気がします。

そんなわけで、コスタリカの国鳥はこの多変地味な、バフムジツグミ(英名Clay-colored Thrush)です。朝、ホテルの庭の水場にも来るし、ちょくちょく見る機会があります。

地味な鳥の危険性

しかし、茶色い鳥ゆえに、しっかり観察しないでスルーしてると、一度もちゃんと見ないうちに、帰国してしまうという事がおこります。

私は、ツアー後に写真を参加者に送るので、そのつもりでよく出る鳥はひととおり撮影を心がけていますが、こういう鳥は危ないのです。また撮れるから、あとでにしよう。としていて、次がないまま帰国するという事になりがちです。

また、印象に残りにくいので、2回目以降にその国を訪れても、見た記憶がありません。

よく見る鳥は、名前を行ってすぐに聞かれることが多いので、一度訪れたら、しっかり覚えておきたいとは思うのですが、記憶のないものは、思い出しようがなく、図鑑でみても気づかず、すっかり忘れています。写真を撮っていてもです。

本当に記憶がないので、現地ガイドに聞くと「去年いっぱい見てるはずよ~。」と言われ情けなくなる時もありますが、その時はその都度覚えるようにしています。気にしていられません。

そんな、地味な鳥、バフムジツグミでした。声は良かった気がしますが、いまここに書けるほど、思い出せません。やっぱり印象の薄い鳥です。今年の1月に見ているので、まだ3カ月しか経っていないのに。

茶色い鳥

鳥おたく、キーンバードウォッチャー(Keen birdwatcher)は茶色い鳥が好きな人が多いですが、茶色い鳥は特徴がつかみにくく、自分には何年この仕事をやっても難しい覚えにくい鳥です。

バフムジツグミは、中型の鳥なのでまだいいですが、茶色くて小さい鳥(Little brown job 略してLBJという言葉があります)は、基本的にはパスしたい鳥です。

パスしたいとは、識別したくないということです。

識別とは?

鳥を見るツアーでは見た鳥をわかる限りすべて識別します。識別とは、この鳥は〇〇、この鳥は△△と一種一種を確認していく作業です。その場でそれをガイドが識別して、夜に鳥合わせなるものをして、今日は1日何の鳥を見たかのチェックをします。

鳥のツアーに必要な準備

識別をするのは基本的にガイドですが、皆さん私にも普通に聞きます。そして、この話についていくようになるためには、訪れる国の鳥の図鑑を毎回、名前(和名と英名)そして絵の3点を覚える必要があります。

事前にリストはあるのですが、種数が国によってまちまちで、一般的に熱帯地方、暑い国の方が多いのですが、多い国だと500~600種あり、リストを見ても泣けてきます。

200~300種位でも十分に大変です。新しい国だと、知らない鳥がたくさんいるということになります。

大学受験の英単語の暗記よりは楽しいかもしれませんが、本当に覚えようとすると、結構ツライです。最初は楽しいのですが、通勤時間にやる、寝る前にやる、ランチ後の隙間時間にやる、ツアーが出発してからの機内でやる、ツアー中毎晩復習するというのが、実際のところなので、正直なところかなりキツイのです。

一番初めのフィンランドに行く時、覚えられない!!とまだ彼だった(今の夫に)に付き合ってもらい、泣き言をいいながら、覚えました。最初の頃は、年に1、2回多くても3回位しか海外にでることもなかったのです、毎回、出ると決まると必死に平日の夜、土日を全部あててその準備をしていました。

夫もそのうちわかるようになって、今度行くツアーは新しい国?と聞くようになりました。

ご参加の方は何もしなくてもOK

誤解を生じると嫌なので、はっきり書きますが、参加の方は、鳥の名前を覚えることは必須ではありません。そして、同じ種類の鳥を、あれはなに?と何度聞いてもOKです。気にされる方がいますが、じゃんじゃん聞いてください。そうしたら私も覚えますから。

鳥の名前は気にしないわ!というのもOKです。見れればいいというのもありです。私もどちらかと言えばそうしたいといつも思います。

名前を覚えたり鳥の勉強を事前にするとより楽しめます

名前を覚えるのは大変なんですが、事前に図鑑をみて覚えていくと、現地で本物を見た時に気づけます。より観察が楽しめます。私は宝探しが好きでないので、あまり向いていないのですが、自分で見つけて、自分で識別することがとても楽しいと言われる方もいらっしいます。私も自分で珍しい鳥を見つけた時はうれしいです。

また、鳥を覚える作業を続けると、少しずつ知ってる鳥が増えてきて、世界の鳥がだいぶわかるようになります。それはそれで楽しいです。泣きながら覚えた甲斐があるというものです。

世界の鳥は10,000種以上

でも、世界にはたくさんの種類の鳥がいます。楽になる日が来るのはまだまだ先なようです。でも、継続していたら、今よりわかるようになるでしょうという気で続けたいです。

いったい、前述の世界の鳥おたくKeen birdwatcherと呼ばれる人たちがどの程度の鳥を見ているのかというと、

個人で9,000種を超えて見ている人がいると聞いています。お客様で4000種以上を写真に撮っている方や、親しいガイドも5,000種に近いようです。私は、数に興味がないというか、今まで数えてこなかったものぐさなため、わかりません。

さいごに

鳥もみる自然観察ツアーは、知力・体力・そして運が必須の、実はそんなに甘くないツアーなんです。

「いろいろ行かれていいわね~。」とよく言われます、否定しませんが、それなりに大変なんですと、心の中で思っていました。

あ~やっと書けてすっきり。