オオウミガラス GREATE AUK との再会、ケープセントメアリーズで

絶滅したオオウミガラス

ニューファンドランド島の、ケープセントメアリーズという、海鳥の保護区のビジターセンターにあるオオウミガラスの模型です。

この鳥、1850年頃にすでに絶滅しています。飛べない鳥で、羽毛をマットレスの材料にするため、こん棒で撲殺され、卵は食料として食べられ繁殖もできず、絶滅の道をたどったと、そして最後の鳥がいた島が、ニューファンドランド島から近い場所だと今年知りました。

実は、去年もこのビジターセンターを訪れ、この模型を目にはしていましたが、今年は二度目で余裕があり、記憶の蓋が開きました。

ドラえもんの話の中で、絶滅した動物を生き返らせるという道具があり、そのストーリーの中で、人が絶滅させた生き物がいるということを小学生の時に初めてしり、ド―ド―やオオウミガラスのことを知りました。

そして、図書館で同じころ、オオウミガラスが絶滅に至る本、表紙が緑色の本を読んだこと、すごく悲しくなったことを突然思い出しました。

オオウミガラスは絶滅しましたが、同じ仲間の、ウミガラス(Common Murre/Guillemot)、ハシブトウミガラス(Thick-billed Murre/Brunnich’s Guillmot) 、オオハシウミガラス(Raizorbill)という三種は健在です。

ウミガラスの卵は先がとがっていて、岩場でも転がりにくい形になっている

この緑の卵は、ウミガラスの卵です。ちょっと、卵と思えない色味ですが、本物です。先がとがっている形なのには訳があって、岩場で子育てする際に卵が転がっても同じ場所に戻るよう、崖下に落ちていきにくいような卵のかたちです。

ウミガラスの大繁殖地

ウミガラスは、ウミガラス三種の中で最も数の多い鳥ですが、ウィットレス湾自然保護区の繁殖地では、それこそ何万といます。岩肌につぶつぶと見えるのが全部、ウミガラスです。こんな岩場で繁殖しています。だからあの形の卵が重要なのです。

ウミガラス Common Murre
ウミガラス  Common Murre コモンマー(ヨーロッパの図鑑では Guillemot ギルモット 英名も同じ種類に違う名前があったりして不便です)

ケープセントメアリーズは、実はシロカツオドリの大繁殖地です。鳥好きでしたら、オススメです。


ケープセントメアリーズのシロカツオドリ

この記事を書いた人

橋場みき子

ワイルドライフの動植物を世界に見にいく旅を作り、ガイドする仕事をしてもうすぐ25年。1年に地球5周を移動する生活を約10年。
2020年世界は変わりましたが、私は、秘境の道先案内人&自然旅行撮影家として、活動を継続することを決意。
17歳の娘と2歳のヒョウモントカゲモドキ(レオパ)雄の母でもあり、夫と3人+1匹の家族構成で日本で暮らしてます。

イベント情報

イベント情報

ただいま、オンラインで、zoomイベントを無料で開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

  • アフリカに行ってみたいと思っている方
  • 自然の旅に行ってみたい方
  • 世界の自然や文化に興味のある方
  • 旅が好きな方
  • 動植物が好きな方
  • 秘境のたびに憧れている方

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

私の撮影した写真と共におしゃべりしましょう。

Facebook Page

「いいね!」すると、ブログ更新のお知らせと、世界の旅で撮影した写真があなたに届きます。