マダガスカルの鳥で1番人気のヘルメットバンガのいる森を訪れる計画をしていたが、出発前に生息地の森が焼かれたと連絡があった。マダガスカルの自然は、とても微妙なところに成り立っている。保護区以外は地元の人が焼き畑にしてしまえば、あっという間になくなる。村であるエリアを守り、旅行者を案内するというシステムが出来ているのに、勝手に焼いてしまう人がいる。
今回はその場所の近くまでは行ったけど、深追いするのはやめて、違う鳥を見て帰ってきた。途中で会ったドイツ人グループから、ヘルメットバンガがいたエリアまで行ったけど見られなかったと聞いた。
6日目 11月12日
0500起床
宿の敷地内で朝食前に観察した鳥
0545朝食
朝はガスってたが、晴れる
0625ホテル出発 ヘルメットバンガの森を目指す 道悪い
0720アフリカブッポウソウ2羽
渡り鳥 着いたばかりのはず アフリカ本土にいて、繁殖はマダガスカル
0759車を降りる
ニュートンヒタキ168 目つきがキツい感じが可愛らしくもある
チャガシラハシリブッポウソウ150 3羽 観察するまでなかなか時間がかかり苦労する 4種目のGround-rollerの仲間。それぞれカラーリングがだいぶ異なり、どれも美しい。
0853車に乗って先へ
0904車を降りて、ブッシュトイレ後歩き始める
クロスジニセムシクイチメドリ160 ちょっとひどい名がついている
アルダブラタイヨウチョウ152
コクロインコ134
1000マダガスカルホトトギス140
1011ホオアカニュートンヒタキ Dark Newtonia168
1020アオジカッコウ136 2羽が巣材運んでいて 道を行ったり来たり
標高1,098m
マダガスカルミヤマムシクイ160
1100キリンクビナガオトシブミ284-2雌 首が短め 赤と黒の虫 首の長いオスもこの後出会う
マダガスカルのクリスマスツリー 移入種だけどクリスマスの頃に咲いて目立つので、そう言われてると。12月にニュージーランドに行ったら、同じ理由でクリスマスツリーと呼ばれている木(サザンラタ)があって、世界中のクリスマスツリー集めたら面白そう
1107少しひらけた場所に到着 この先下るのでガイドが偵察にいく
1125ガイド戻ってくる この先アップダウンが激しいという。暑くてメンバーはすで疲れているので、先を行くのをやめる
1130来た道を戻りはじめる
ガ好きの友人がいるので、最近は鱗翅目(チョウやガ)も探して撮影しているが今回はなかなか見つけられなかったし、撮影も出来なかった。チョウかガかは私にはよくわからないことも多いから、見つけたら撮影してる。
1201コクロインコ134
1212アカビタイジカッコウ 呼び出しに反応はし少しは出るが、姿は見せず
マダガスカルタンビヒタキ176 Ward’s Vanga
1310車に戻る ランチと休憩
タマヤスデ Gigant pill millipedes 282-2 40分位体をひらくのを待ったが、結局丸いままで開かず 甘栗状態のままだった
1402再出発 皆さんの消耗度が激しいので車で移動しながら、乗ったり降りたりの観察に変更
1405-13アカビタイジカッコウ 巣の近くの道路で呼ぶが反応なし136
1422-1503アカビタイジカッコウ136 ついに
焼かれた森
1514マングース Ring-tailed Vontsira 道路わたるを横切るのを1号車で観察
1536アオジカッコウ136 羽を広げ止まっていた 日に当たり、とても青かった 途中で我々に気づき、奥に飛んでいってしまったが、その間の表情⁈目の変化がわかりやすく可愛かった
1630宿に戻る、休憩 暑くて、バーですぐに冷たい飲み物で水分補給してから部屋に。
1900夕食
なかなか、ハードな1日でした。
現地でもう一つ残念な話しを聞いた。
バードガイドだけが儲けているのは気に入らないから、営巣中の鳥の巣を見つけるとレムール(原猿)ガイドが壊すという。
レムールガイドとバードガイドは料金が違い(バードガイドのがたくさん稼ぐ)確執を産んでいるという。
全員がそんなことはしないのだろうけど、マダガスカルの自然や生きものが守られることがどんなに難しいことかと思う。