マダガスカル自然観察の旅 NO.3 Ground roller 3種の日ジブッポウソウ ウロコジブッポウソウ ルリガシラハシリブッポウソウ

マダガスカルは四輪駆動車が本当に必要な国で、他にも4WDで移動する国は多数あるけども、ここほど縦横両方向、縦横無尽に揺れるような車に乗ったことはない。砂地の上を進むとトランポリンの上で自発的でなく誰かが飛んでいるはずみで、一緒に跳ねてしまうような、訳のわからない状況に体が四方八方に揺れるという、あまりにひどく揺れるのでどんなに車に弱くても酔えないという体験ができてしまうという、すごい道が時にある。マダガスカルで長距離移動を何度もした結果、たいていの悪い道は、さほど悪く感じなくなるというメリットがある。でも悪路は体にこたえるから、舗装路が有難いことは身にしみてわかっている。この日の目的地までの道のりは、4WDでないと行けなかったけど、マダガスカル的にはそれほど悪くない道のりをしばらく進んで到着しました。

4日目 11月10日
朝 ガスっていたけど晴れる
0530朝食
ホテルの木に、マダガスカルチョウゲンボウ(翌日も朝同じところに止まっていた)
0617ホテル発
0623ガイド2人を車に乗せ
0649マンタディア国立公園に到着
0730クロスジニセムシクイチメドリ160
マダガスカルサンコウチョウ(羽色茶)営巣中 違う鳥を見ていたら、すごく近くに巣があることに気づく、ごめんなさい


0753ルリガシラハシリブッポウソウ150
マダガスカルヒメショウビン
0805ジブッボウソウ


地面にいることの多いジブッポウソウ(Ground roller)の仲間だけど、この種だけは木の上が好きで、他の種より難しいと聞いていたが、今回はじっくり観察。目がパッチリ系。最後の写真はiPhoneで撮影。この距離感。

0920ルリガシラハシリブッポウソウ 3種目のジブッポウソウの仲間。和名にジとないので混乱する。

英名と和名がマッチしないと思える問題はどの国でもあるけど、マダガスカルは特に和名のせいでなんの仲間かも惑わされることがあるので、要注意だ。


この時は森の中で、木と木の隙間からのぞき見る感じでの観察だった。今回の旅では最後まで難しかった鳥。以前はクリアに楽に出会えたけど、今年はどの個体もシャイでした。

0935アオジカッコウ 飛ぶ
0938ダイアデェムシファカ(以下シファカと略)5頭 家族単位で行動

今回の旅で、シファカが多出した。ガイドも珍しいと、探してないと出てくるんだよねと言ってて笑った。


1010ブッシュトイレを済ませる
マダガスカルチメドリ166
マダガスカルサンコウチョウ
マダガスカルハタオリ180
シファカ 毛繕い オス
リプサリス サボテンの仲間 雨の多い所の植物 固有種


ベニバシゴジュウカラモズ
1127シファカ2頭
1224-1304 昼食 マダガスカルサンコウチョウ営巣中
車に乗って移動
1325 観察地につき歩き始める
たくさんあったピンクの花は移入種で、ドンベアの仲間 ここではクリスマスの木と呼ばれる


1331マダガスカルチュウヒダカ92営巣


クロヒヨドリ174
マダガスカルシマクイナ106呼ぶが来ず
1353歩き始める
1356コバシマダガスカルヒヨドリ164 Spectacled Tetraka
1410ウロコジブッポウソウ150 Scaly Ground roller マダガスカルには、Ground rollerが5種いるがどれも、独特で美しい。西部にしか生息しない水色の羽をもつオナガジブッポウソウ以外の4種は今回チャンスがあり、この日は3種と出会えた。


1428ヴァコナ(タコノキの仲間、サボテンみたいな大きな植物)が沢山の場所
ムネアカジカッコウ136 コーア、コーアと鳴いてる
1520車に乗って出発
1524シロクロエリマキキツネザルBlack and white Ruffed Lemur 52-1を車中から見つける


1626公園のゲートを出る
1654ホテルに戻り、休憩
1816ホテル出発
1824森に到着。夜間観察スタート。すごい人で大混雑していることに驚く
ヤマビタイヘラオヤモリ236-1 まだ小さい個体 幼体


1835ウーリーキツネザル Eastern Woolly Lemur54-1b 夜行性


1845Madagascar jumping frogs 茶色の地面のカエル 268-2a


1912Madagascar fringed frogs266-2 トゲトゲのカエル


1915ツノヒメカメレオンBrown Leaf Chameleon 188-3小さいけど成体


葉の下で普通は寝ることが多いがこの日は枝で寝ててくれたので、出会えた!ありがとう。

1921ヤマビタイヘラオヤモリ


1930車に乗りホテルへ
1940ホテル着、夕食

一日フルに観察した日。夜間観察にも行ったので、行動時間が長かった。じっくり観察できた鳥もいたし、夜は他の観察地が最近クローズしたせいで、一極集中して、大混雑していてこれは観察は出来そうもないなぁと思ったものの、ガイドがカエル、トカゲ、カメレオンなど小さい子たちをみつけてくれ、思いがけず充実した時間となる。ガイドの明る過ぎるLEDライトがずっと気になった。夜のライト問題、難しい。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

アバター画像

橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

イベント情報

ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

Facebook Page

「いいね!」すると、ブログ更新のお知らせと、世界の旅で撮影した写真があなたに届きます。