北海道4日目 冬の道東の旅 写真で旅行記録 羅臼 2022年2月5日

相当悩んだけど、早朝の流氷クルーズを見送り、9時からのクルーズ船に乗ることにしたので、朝はゆっくり。でも日の出の時間には目が覚めていて、真っ赤な朝日をホテルの部屋から眺める。乗らなかったクルーズ船も見えてきて、様子がわかる。

ホテル出発前に、2017年にシレトコスミレが見たくて硫黄山登山の時にお世話になった知床倶楽部ガイドの石田さんが会いに来てくれ再会!

クルーズ船は相当寒いはずなので、防寒バッチリに。おかげで寒くはなく、むしろ船内で待つ時は暑いくらいに。なかなか調節が難しい。

流氷がクルーズ船で見れるのは2022年は今年は今日が初めてとのこと。例年よりだいぶ早くラッキーでした。船が流氷に着くと、すでに他の船からまかれた高級魚のニシンに、オオワシ、オジロワシ、カラス、カモメが集まっていて、私たちの船からもまきだすと近くにやってきました。カモメは常に丸呑みだけど、ワシは噛みちぎって食べていることも。

山にいるワシたちは、まだ流氷上で魚がまかれていることを知らず、今日は集まりが悪いということで港近くの普段餌を撒いている場所に移動し、再度、オオワシ、オジロワシを堪能。確かによく飛んできて、投げられた凍った魚、浮いているのをうまく水面でキャッチ。

ケイマフリを最後に見て、港に戻りました。

ランチは、道の駅並びの食堂で好きなものを思い思いに食べました。
魚介が美味しいのはもちろんのこと、昆布ラーメンも美味しかった。

昼食後は、ビジターセンターへ。間欠泉をスノーシューを履いて見に行き、ちょっと腹ごなしにと思ったけど、雪が真剣に降っていて1人になると怖かった。

15時を過ぎたので、早めに鷲の宿へ向かう。シマフクロウを見るための宿で、11月に続き2回目なので、勝手がわかってシマフクロウとの出会いが待ち遠しい。フクロウに合わせて早めにご飯を食べ、部屋に戻って17時過ぎからシマフクロウが来るのをひたすら待つが、なかなか来ず。風は強いし、雪はじゃんじゃん降ってるしで不安になりつつも待ち続け、この晩は4回出会えました。メスが営巣を始めたそうで、オスがメスのために魚を持ち帰ってました。強風は、フクロウも辛いみたいで目をしっかりあけず、渋い顔してることが多かったです。


以下は、自分がメモした、この日の観察記録です。NN、A3は足輪です。

21:06 1回目 NN お父さん 食べずに持っていった
21:45 2回目 A3 オス子供 木の上に上がる 肉団子のように見える 雪強く降ってる
22:16  左の木に移動 雪でよく見えないけど
22:20  また降りてきて、1匹食べた
22:25  また左の木に上がる 気付いたらいなかった 海の方に飛んでいったと朝に人から聞く
03:45 3回目 A3 オス子供 強風と雪で真っ白の世界の中、すぐ行ってしまう
04:33 4回目 NN父さん 1匹丸飲みして1匹持ち帰り
05:45 数日前に0545に来てたので、ねばったけど雪上車がきたので終了。その後、すぐ寝ようとしたが、すごく眠い時が過ぎ、眠れずウトウトして終わる。

4日目はこんな感じの長丁場の1日でした。途中、少しは寝ましたけど、フクロウ待ちな夜でした。でもちゃんと出会えたので問題なく、眠い人は寝てもらって、きた時に起こしました。

最後にオスが、メスに持って行った魚です。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

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ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

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