宿のご主人が湖にまく凍った魚を目当て、集まるオオワシ、オジロワシを朝食後にしばし見続ける。大型のワシが目の前を何度も飛んでいく。猛禽を大量に間近に見たのは初めてで、オオワシに目を奪われ、猛禽のカッコよさに今さらながら目覚め、見る目が変わった気が。
たっぷりオオワシとオジロワシを観察・撮影した後、宿のご主人に今度はシマエナガのポイントへ案内していただく。ハシブトガラ、シマエナガ、ヒガラ、シジュウカラ、スズメ、ゴジュカラ、エゾアカゲラ、エゾコゲラがやってくるのをハイドから観察・撮影。
シマエナガは、特に鳥好きな人でない一般の人からも愛されるくらい有名になり、昔はなかったシマエナガグッズがたくさん販売されているのを今回目にしました。後日「シマエナガって雪の妖精ですよね!」と近所の人にも言われて再度驚く。
昼頃、野付半島に向け出発、途中、道の駅スワンで休憩時に超近距離にオジロワシを見る。
野付半島ネイチャーセンターでは、食べようと思ってた名物帆立バーガーが時短営業で食べられずに終わる。センターを見学後、許可証をもらって先まで進み、その先を歩く。ユキホオジロはおらず、アザラシを見て戻る。野付半島には、そこここにエゾシカがいて、雪原を群れで歩くエゾシカや、夕陽を浴びながら草を喰むエゾシカに目を奪われる。太陽の光線が柱状に縦に伸びるサンピラーという、寒冷地特有の現象も運よくみえた。
野付半島の夕陽が美しく、早めに羅臼に向かったほうがいいとは思いつつ、ゆっくり過ごしたくさんのエゾシカと時折りキタキツネとの出会いを楽しみました。
夕方、羅臼の宿に到着。夕食がおしゃれで美味しく量も多く、ランチを食べ損なってちょうどよかった感じ。3日目も朝から夕方までたくさんの生きものと出会い、美しい景色を眺め、濃い1日でした。
根室は晴天だったけど、羅臼に近くにつれ雪が舞い、到着する頃には、風が強く雪もよく降っていたので、明日のお天気がちょっと心配と思いつつもあっという間に眠りにつきました。