マルーラという木の実から作ったお酒の入ったチョコレート
ゾウのパッケージの箱は、アマルーラというお酒の入ったチョコレートです。
アマルーラのお酒、ずっと気になっていたので、今回ボツワナのロッジで試しに飲んでみました。
コーヒーリキュールのカルーアよりあっさりとしてましたが、あんな感じで、かなり甘めのお酒です。
マルーラという樹の実、ゾウをはじめ動物が好きな木の実から作ったお酒です。
面白いのが、アマルーラと、マルーラに『ア』が付いているのは、マルーラがいっぱいという意味だそうです。
南部アフリカの言葉では、たくさんある時に、接頭語に『ア』がつくそうです。
だから、甘いものがたくさんの時に、アスイーツと言ったりすると聞きました。
南部アフリカの言葉、舌を鳴らすような音を口の中で出したりして音声は真似できませんが、この使い方ならすぐ真似できます。
チョコレートの味は
お酒好きな人には物足りないくらいしかアマルーラが入っていないチョコレート、
でも、子供は食べられないので、中途半端な気もしますが、パッケージ的にはアフリカらしいので、大人だけへのお土産なら個人的にオススメです。
10個入っていて、空港で買うお菓子にしては手頃で、700円くらいでした。
買ったのは、南アフリカのヨハネスブルグの空港でしたが、アフリカならどこでも買えるでしょう。
アマルーラのお酒そのものも売ってはいるのですが、瓶が大きすぎて重くて、とても持ち帰る気になりません。
世界中チョコレートばっかり売っているので別のものがいいと言われるときもありますが、
アフリカで手軽に配れる食品は少ないので、
そして、もらった方もあまりに変なものだと食べていいか悩んだりすると思うので、
一般的には空港などで買うチョコレートなどをおすすめします。
お土産はその国のものを無理やり買っていこうとすると、もらった人が不幸になるようなことが時々起こりますので、
差し上げる人を厳選して、選んだ方が無難なこともあるし、おもっきりチャレンジするのもありだと思います。
電話線のブレスレット
ボツワナの手工芸品のお土産屋さんで買いました。
アクセサリーの類は、ほとんどしないまま生きてきましたが、今年に入ってやたらと目につきます。
そして、ブレスレットがいい感じです。
金属アレルギーが出たこともありますが、もう10年以上前だし、あの時は別のストレスが大きかったせいと、最近はほとんど気にしていません。
ワイヤーの束がきれいだなぁと思って、色が2種類あったのですが、濃い方を選択。
値段を聞いたら5ドルというので、いただきました。
結構気に入ってすぐにしていたら、ガイドに笑われました。
「それ、電話線だよね。」と、
「え??」
「アフリカでは、よく電話線が盗まれるけどね。」と。
あ~そういうことですか。
日本でも、戦前の西表島で電話線がよく盗まれたという話を今年2月に聞いたばかりですが、こちらではまだ、現状でもそうらしいです。
帰国して、娘にその話をしました。
「これも盗まれた電話線で作ったかも。」と、
我が家にぶら下がっている、ワイヤーで作ったカメレオンのモビールを見て言います。
確かに、アフリカのお土産、ワイヤーを加工して作ったものがとても多い。
今頃気づいてしまいましたが、全部そうというわけではないでしょう。
上手だなぁとその加工の具合に心惹かれて買ってきた数々もの、材料はどこから来てたのでしょうか。