タンザニアでサファリをしていると、ブッポウソウの種類が多い。
ライラックニシブッポウソウ、
ニシブッポウソウ、
チャガシラニシブッポウソウなど。
ライラックニシブッポウソウは、
「世界の美しい鳥」の表紙を飾る鳥。
この美しい鳥が、北部タンザニアはたくさんいます。
本当に最もどの公園にも多数いる鳥なので、
はじめのうちは声をあげていた人も、
そのうちスルーしだす。
どういうことかというと、
見ても遠いと、見なかった事にする。
見ても流して終わりにするということ。
本当にすぐ近くにとまっている個体の時は、
写真を撮るため、観察するために車は停めてほしいけどね、ということです。
普通に見てもきれいですが、
飛んだ時の翼の色がまた鮮やかな濃いブルーで、
それもまた目をひき、格別に美しい鳥です。
今回、初めて行った南部タンザニアには、
このライラックニシブッポウソウによく似ているけど、
違う種類の鳥、
ラケットニシブッポウソウがいるということで、
現地で、その微妙な違いの鳥を探しました。
尾の先端にラケットの様なヒラヒラが図鑑には描かれていたが、
実際にそんな風に見えることは少ないらしく、
現地では、結局わかりやすい個体を見ることはできませんでした。
でも翼全体のカラーリングで茶色の部分が多いこと、
尾の先が、シュッとしていないことなどから、
ラケットニシブッポウソウを識別し、
見てくることができました。
初見の鳥の識別は自信がないので、
仕事仲間のバードガイドに確認したら、
すぐにそうだよ!と教えてもらえました。
トップの写真が、ラケットニシブッポウソウです。
間違い探しみたいな鳥の探し方は、
自分は得意ではありませんし、
できればあまりしたくはありませんが、
ラケットの尾なら見てみたいと思い、
ブッポウソウがいれば、チェックしていましたが
結構、骨の折れる作業でした。
結局、自分では探し切れませんでしたが、
同行者の参加者が発見!
さすがです。
南部タンザニア、
北部タンザニアと違う種類の鳥がいて、
マニアックですが、面白いと思いました。