「しもばしら」と聞いて、普通に連想する霜柱でない、
写真の「シモバシラ」という植物に出来る霜柱を高尾山に見にいきました。
これ、シモバシラという名のシソ科の多年草に、
多年草がゆえに、冬は根は元気、でも茎は枯れている状態で、
元気な根が吸い上げた水分が、
枯れている茎の繊維から水分が染み出て、
気温が氷点下にさがる時、
そして風がひどく強くない時に、
風により作られる自然の造形美。
シモバシラという名の植物の茎から染み出た水分が凍って出来た、
氷の様子を見にいってきた。
年末にかけてやってきた寒気団のお陰で、
急に冷え込んで、見られるだろうと想定して、
急遽、2日前に鈴木純さんがツアーを組んだ。
これを逃したら、
生涯、見る機会はないかもと、
いろいろ、終わってはいないが、
行くことを決めて行ってきた。
見れないこともあると聞いていたけども、
9人はギャンブルに勝ち、
たくさんのシモバシラを見てきた。
普通のいわゆる霜柱もたくさんあって、
その近くに、今回、シモバシラの霜柱を幸運にもたくさん見ることが出来た。
明日以降も、相当冷え込んでいるので見える可能性は高そう。
でも、元旦以降は、お参りで大混雑するから高尾山に行くのが難しいのかもしれない。
冬の高尾山に初めて行って、
こんなに寒いのに、
人がいっぱいいて、正直驚いた。
でも、久しぶりに早起きして、
山歩きして多数のシモバシラが見れて、
ラッキーでした。
薬王院で天然石、開運みくじをひいたら、
大吉だったので、
来年も幸先よさそうです。
シソ科の四角い茎なら、サルビアなどのほかの花でもこの現象はおきるそうです。
見た目はソフトそうですが、
氷は、意外に硬くてしっかり凍っています。
北斜面の日の当たらないところなので、
一度できたら、無くならないような気もしますが、
どうなんでしょうか。
出来るさまを見てみたいと思ったら、
YouTubeに大阪市立大学がその映像をアップしていました。
すごい世の中ですが、
もっと、個人的には低速で見たいです。
今日の出会いに感謝です。
行く方は、相当寒いので、しっかりご準備を。
覚悟していったのに、
朝、駅で、久々に真剣に凍えそうになりました。