『アスリートの腸内の細菌を移植するだけでトレーニングの効果があがるとしたら?』
という書き出しが目に留まり、
面白い特集だったので、
健康に興味のある皆さんに
共有したくてブログを書きます。
どんな雑誌
ナショナルジオグラフィックは、
写真が美しく、
世界を垣間見たり、
地球上の問題を知ったり、
サイエンスの最新情報に触れたり、
がわりと気楽に出来る月刊誌です。
好きでもう長く愛読しています。
腸の微生物と脳の関係
「健康に生きる」が今月の総力特集。
その中の、
「人体にすむ微生物たち」を読んで驚いた。
“私たちの体にいる数十兆個の微生物は、
「脳腸軸」という化学的な伝達経路を通じて、
脳とコミュニケーションをとり合い、
身体機能を調整している。”
そうだ。
「脳腸軸」という言葉も初めてだが、
脳と私たちのお腹の中の微生物がコミュニケーションしているとは、
教わった記憶がない。
そして、
“微生物叢(そう:集団)は私たちの気分にも影響を及ぼすことがあるという。”
というのを読んで、
あぁ、
そういうことね、
と授業では聞いた覚えはないが、
実体験はあると納得した。
健康に興味のある方におすすめ
健康や人間の体に興味がない人は、
体が丈夫で、
痛いところもなく、
困ってないからだろうな、
と思う自分です。
乳児期、小児期、青年期、壮年期、老年期と
人体にすむ微生物について
分けて書いてあるトピックも面白いです。
最初に書いた、
『アスリートの腸内の細菌を移植するだけでトレーニングの効果があがるとしたら?』
は、壮年期のトピックです。
食べること、動くこと、眠ること、
この3つの基本で体ができる、
と最近、腹落ちし、
いろいろお試し中なので、
健康としっかり向き合いたい今の私に刺さった特集でした。
ぜひ75ページからの1テーマだけでも、
読んでみることをおすすめします。
図書館にもよくある本です。