福井県は、
県立恐竜博物館、
越前ガニで有名ですが、
もう一つ、
見逃せないものを見つけました。
かこさとしさんの絵本が好きな人ならたまらないスポットです。
2019年11月に恐竜博物館目的で3日間の旅をした際に、
金沢新幹線の車内誌、西Navi北陸で紹介されていて、たまたま知ったのですが、
行ってみて、時間が足りず後ろ髪惹かれる思いで帰ったので、
かこさとしさんの絵本を読んだ人、
読み聞かせた人など
好きな方には、最初から行く予定に入れて楽しんでほしいおすすめの場所なのでご紹介します。
どこにある?
福井駅から北陸本線に乗り20分の
武生(たけふ)駅が最寄りです。
武生駅に到着したら、
バスは時間が合わないことがほとんどだと思うので、
タクシーで、「かこさとしふるさと絵本館」へ。
車なら10分かからない、
約2km、徒歩30分くらいに位置するのでお天気が良ければお散歩もいいかもしれませんが、
2カ所目の目的地が公園で
よく歩くことになるので、
行きはタクシーで、
ピューっと行ってしまうことをおすすめします。
何がある?
かこさとしふるさと絵本館「石石」(らく)、
と
武生中央公園
の2カ所。
かこさとしふるさと絵本館「石石」(らく)
入り口に木製のだるまちゃんんが待っていてくれます。
入館するとだるまちゃんやてんぐちゃん、
そしてかこさとしさんも一緒に出迎えてくれます。
その奥には、
カラスのパンやさんになりきれる帽子セットなどがあり、
大好きな人なら、一気にテンションが上がる場所です。
越前市の運営で、入館無料。
なので、お金払ったりする手間もなく、
入った瞬間にかこさとしワールドにはいれます。
入って左手には、
小さい子供たちを連れてきて自由に遊べるフリースペースがありますが、
そこには、なんと!
大きなだるまちゃんやカラスのパンやさん家族がパン作ってる大きな模型があります。
記念撮影、もちろんできます(笑)
そして、入って右手には、
かこさんの絵本約600作品中の9割近くの作品が収蔵され、
自由に閲覧できるようになっていて、
かつ、
かこさんのキャラクターグッズもたくさん販売。
もう楽しくてたまらない場所でした。
そして、
その2階にはかこさんの原画が、
たくさん飾られています。
たくさんの絵本、原画、大きなぬいぐるみと模型、
そして館内の壁に描かれたかこさんの絵
どこをとっても丁寧に作られたことが感じられました。
館内にたくさんあった本は購入することはできませんが、
自分の知らない絵本がたくさんあって刺激的でした。
晩年まで長期にわたり絵本を描き続けたかこさん、
コウノトリの保護活動にも関わっていたことをここで初めて知りました。
からすのパンやさんの子供たちが大きくなって、
それぞれ、お店を開いて、結婚したりと
時代が進んでいて不思議な年の流れを感じました。
武生中央公園
「だるまちゃん広場」
を中心とした、大型の公園です。
地元の方のための憩いの場、
公園ですが、
楽しい仕掛けがたくさんありました。
遊具やベンチ、マンホールカバーにだるまちゃんやからすのパンやさんがいます。
園内の施設の名前に
「だるまちゃん広場」のほか、
「いずみがもり」
「からすのパンやさんのかざぐるま塔」
「だるまちゃんとかみなりちゃんのふわふわ雲」
とありました。
そして、
だるまちゃん広場には仕掛けがいっぱいで4つのルートが楽しめます。
訪れた日は、
一カ所目の絵本館で時間がかかり、
公園に着いた頃に雲行きが怪しくなり、
マンホールを探し、
かみなりちゃんベンチに喜んだりしていたら
雨も降り出し、
電車の時間も迫ってきたので、駅に戻ることに。
市民のための公園なので、もちろん無料。
かなり手のこんだ公園で、
越前市のご近所の方が、うらやましい。