シマフクロウを朝まで待って、自分は6時前にうつらうつらしだしたけど、起き出した人のフクロウの会話と宿のお母さんの「あと10分くらいで魚焼けるから、朝ごはん食べられるよ」というのを聞いて、もう眠れないことを悟る。寝てないけど、シマフクロウにちゃんと会えたので、満足感で元気は元気。
朝食後、少し休んでから出発。女満別空港に向かうのに、峠越えをする場所があるけど、それほどの雪ではなく、天気も良かったのでスムーズでよかった。
濤沸湖(とうふつこ)のはくちょう公園に急遽立ち寄る。オオハクチョウやマガモが凍った湖面の上で休んでいるのを見たけど、そんな風にも休めるのかと初めて知る。キタキツネが凍った湖面をトコトコ歩いていくのも見かける。キタキツネは、今回の旅ではそこここで現れ姿をたくさん見ました。
網走市にある「北方民族博物館」に立ち寄る。そこは、北半球の寒帯、亜寒帯気候の地域、フィンランド、グリーンランド、ロシア、北アメリカ、北海道等に暮らす北方民族をまとめて紹介しているユニークな博物館。2017年にその存在を知ってからやっと訪れる。展示はやや古い感じはするけども、アラスカやバンクーバーを訪れ、ネイティブアメリカンのトーテムポールの生きものが気になってから北方民族全般に興味を持っているので、一同に集めた展示は、文化の共通性を垣間見ることができて面白かった。
一路、女満別空港近くのトヨタレンタカーへ。500m手前のがガソリンが安いのでどうぞと教わる。沖縄で使っているレンタカー屋は、高い店を指定されるけど、北海道はえらく親切。
早めに空港に到着。お土産を買って荷造りをして14時すぎにチェックインし、スープカレーと地ビール等で乾杯と遅めのランチ。飛行機はほぼ予定通りに16時前に離陸、機内で爆睡。17時過ぎに成田空港着。
最終日も、充実。実りある北海道の5日間の旅が終わりました。