南極に行こうとして気づいたこと2 南極半島とサウスジョージア島

南極大陸は日本の37倍、オーストラリア大陸の2倍、アフリカ大陸の半分くらいの広さで、

もっとも大きいユーラシア大陸の4分の1だから、相当に広い。

数字で言ったら1,400万㎢弱。

そのほとんどが氷で覆われていると言うので、本当に氷の世界。

南極に行くと話しているが、正確には南極半島にちょっと行くくらいでしかない。

北海道に行きますと言って、知床半島に少しだけ立ち寄る程度の感じだろうか。

だいぶスケール感は違うけど、イメージはそんなところ。

かなり大雑把に言うと、南極大陸は、南極点を中心に円形に近い形で、南米大陸に向けて盲腸みたいな細長い半島が突き出ている形をしている。

その突き出た、南極半島にだけ今回は訪れる予定。

だから、南極に行くと言っても、今回、南極点がある南極大陸の奥地などには行かない。そこに行くのはもっと大変なことなのです。

最初に書いたとおり、南極大陸自体は氷の世界。

でも、岩山があって、ペンギンやアザラシがたくさんいる景色を南極だと思っている方もいる。

私も思っていた。

でも、それは、サウスジョージア島の景色で、南極大陸ではない。

サウスジョージア島は、亜南極(亜熱帯みたいな南極の手前のエリア)にある島で、南極大陸からはだいぶ離れている。

某有名新聞にもサウスジョージア島の写真を南極と書いて一面に出していたし、

一般の方にとって、南極も亜南極も南極かもしれないが、ほとんど氷の世界の南極に対して、それは誤認だろうと思う。

南極大陸の形が頭に浮かぶ方は、相当地球儀か地図が好きな方だと思う。

よかったら、Googleマップで見るか、世界地図を広げてみてください。

Googleマップだと、南極大陸そのものの形が見られませんが。

それでも、南米大陸の先と南極半島の間のドレーク海峡とよばれる、地球上で最も広い海峡(海峡とは、陸地にはさまれた海の狭い部分のこと)を確認できるはずです。

次回は、この狭くなってるが故にここにすごい勢いで海流が流れ(その要素だけじゃないのですが)、

それ故にすごいことになっている、南極が豊かな海だという話を書く予定です。

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世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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