アウトドア製品は仕事柄、相当買いましたし、実際に過酷な環境、状況で使いました。
エベレスト登山家のような過酷さではありませんが、それとはまた全然違う状況でいろいろ経験してきたと思います。
気温にして、マイナス25度から46度まで、体験しました。
もちろん別の国ですよ。ちなみに、最低気温はノルウェーのバルデーで、最高気温はアフリカのボツワナです。
日本の気候と大きく違う場所で、双眼鏡、望遠鏡、カメラ、図鑑のほか基本装備の荷物をもち、鳥や動物を真剣に探して、ご案内していくのは、体力勝負です。
で、私が行きついた方法が、お金で買えるものは、いいものを準備するということです。
暑いのも寒いのも、我慢するのは全く問題なくできますが、どちらもあまり得意でありません。寒い場所には可能な限りの防寒具を、暑い場所には通気性のいいものを用意していきます。暑いのも寒いのも体にこたえるのです。
というわけで、性能のいい衣服に助けてもらう気でいます。
最近は、毎年のように新しい繊維が開発され、目を見張ります。さすがに毎年ウェアは買い換えませんが、これはというものは、多少高くても試します。防寒具は特に試しますね。インナーウエアとか。おかげで日本の冬は快適に過ごせます。
ツアー中は、ジェットコースターに乗っているようなもので、一度出発したら帰ってくるまで気が抜けません。
他の人はどうかわかりませんが、私は、肌に触る部分、着ているものが心地よいのが、リラックスできます。なので、できるだけ肌触りがいい自分が好きなものを選んでいます。フリースとかですね。
また、私は身長が170センチほどあります。服のサイズが体に合わなくて、結構困ります。
雨具のパンツとか、短くて失敗したこともあります。以前は、上下別々に買えませんでしたし、普通サイズでない、大きな自分は適当なサイズがなくて、買い物が面倒でした。
あるとき、パタゴニア社だとサイズ感がちょうどいい。不自然なくサイズがあう。メンズのSでも大丈夫だから、種類も、カラーバリエーションも豊富で好きなものが選べると気づきます。
多少高いとはいえ、サイズが合うものが一番です。しかもヘビーローテーションで使うので、値段もむしろ安いかもしれないと気づきます。
さすがに、ものによっては、袖が長いときが多少ありますが、ゆったり着たい自分には問題ありません。
そして、ウェアは、ほぼ通販で買っていました。
自分のジャストサイズを覚えれば、簡単です。そして、失敗したと思ったら、悩まず交換します。返品作業が若干面倒に思う時もありますが、交換してもらえれば、その後は快適なので、一時の我慢です。
お店に行くときは、緊急で買う必要が出来た時、そして、高いから実物を見たいとか、カバンのサイズ感を確認したいとかそういう時でした。でも、どうしてもいけない時は、諦めて通販を利用していました。
子供がいて、時間がなかったせいで生まれた方法なのかもしれません。が、どこかの体の大きな忙しい人で、アウトドア製品を買いたいけど悩んでいるという人がいたら、役に立つかもと思って、書いてみました。
自分の体に合うサイズを、好きなメーカーでわかっていると、買い物が楽になるという話でした。
※写真右のパーカーは、サケ、サーモンの柄が気に入って去年買った最近一番お気に入りのリラックス用の服です。ここ数年アラスカやカナダで森とサーモンに関係するツアーを企画していて、サーモンに興味が高まっています。新潟にあるという、鮭の博物館に行きたいと思っています。