ずばり、ちゃんと知識がある定員さんのいる、アウトドア用品の専門店です!
「それってどこなんですか? わかりません。」ということに、アウトドアになじみのない人だとわからないということが、数日前にわかりました。
自分が必要に迫られて、会社帰りに行って利用していたのは、神保町にある「さかいや」さんです。お店が複数の店舗に分かれていますが、全部まわれば、なんでも揃います。シューズ館も単体としてあり、詳しい店員さんも常時数人います。
それにここは広いので、靴の種類も多いし、種類が多いっていうことは、自分の好みや足の形に合わせやすいということです。
簡単です。
予算などに合わせて好みの靴を3種類くらい選んだら、お店の人に声をかける。
(ここまでは普通の靴と同じですよね。)そしたら、足のサイズを測定してもらいます。
登山靴はプラス1センチで選びます。
(これは、お店の人が何も言わなくてもサイズのあったものを持ってきてくれるので、覚える必要はありません)
靴を履いてみて、つま先でトントンして、立って膝を曲げた時に、かかとに指一本分くらいの余裕があるのが、適切なサイズかどうかの見極め方法です。(これもお店の人が確認してくれます。)
両方履いたらその辺を歩き、子供が吸いよせられそうな「作り物の不整地」を登りさらに試します。選んだ靴をそれぞれ試し、履き心地を確認し、どれにするか決めます。
登山靴もメーカーや靴の種類によって、幅が狭い靴、甲が低い靴など、さまざまです。そこで、自分の足にフィットする形の靴を選ぶ必要があります。
これは履いてみないとわかりません。
そして、街で履く革靴ならば、最初の頃は痛くて当然、絆創膏張って我慢するというのもあるかとは思いますが、登山靴はそういう訳にはいかないので、ここで妥協してはいけないのです。
もし気になる点が少しでもあったら、ここが当たりそうとか、ちょっとここがキツイとか感触を店員さんにどんどん伝えて、よりよい靴を選ぶのを全力で手伝ってもらいましょう。
情報を渡さないと、手伝いようがないので、ちゃんと伝えることが大事です。感覚の問題なので、伝えても難しいこともありますが、思い込みでも、なんでも感じることを伝えて、話しているうちに、答えに近づくはずです。定員さんは、すでにあなたの足の形をみて情報を得ていますので、お店にある靴の中から最適な靴をすすめてくれるはずです。
それが、予算に合わないとか、好みにあわないなら、やめればいいのです。
登山靴は妥協してはいけません。1万円以上はする買い物になるでしょうし、足が痛いと、野外では大変ですし、脅すわけではありません、けがの元、事故の原因にもなりかねません。
気に入ったものを購入できるよう、元気な時に買いに行けるといいですね。
時間も根気もいる作業になるかもしれないので、お店がオープンしてすぐ位の混んでいない時間を狙っていくのがおすすめです。
買ったら、必ず履きならしをしましょう!
なにも山に行かなくていいのです。近所に散歩でもいいし、時間がとれるなら、普段より長距離を散歩するとか、裏山があるようであればもちろんそこに行けるといいですし、履きならしてから山に行きましょう。
子供のころの遠足の持ち物で『履きなれた靴』という表現をよく見かけたと思いますが、それと同じです。
決して、初めて履くのが山に行く日ということだけはやめましょう。
足もとが危ないのは、自分の安全を守れないだけでなく、万が一の時は、同行者にも迷惑をかけ、危険な状況に陥る可能性があります。
野外活動を楽しめるよう、登山靴はしっかり選んで買いましょう!
通販でアウトドア用品を多数買ってきた私ですが、これは通販で買ってはダメなものです。
※今回、ふくちゃんに相談されて、買い物に同行し、私も登山靴の選び方をおさらいしました。ふくちゃんありがとうございました!
ほかにも、好日山荘さんとか、シューフィッターがいる、お店を選んで購入するといいですね。