春に引き続き、4歳と5歳のパワフル男子3人とお母さんのペア3組で、高尾山に先日行って来ました。
日が暮れるのが早いので、そして急に寒くなった後だったのでいろいろ心配でしたがいいお天気に恵まれて、子どもたちは道中よく食べながら、発見しながら、自分で歩き切りました。
それにしても高尾山はすごい人で、テレビのロケも入っていたし、少しだけ歩いた一号路や頂上の混雑ぶりには驚きました。
頂上からの富士山を前に「その双眼鏡を使って見たい!」というリクエストを子どもたちにもらったので、抱っこして私の双眼鏡をのぞいてもらい、交代ばんこに楽しんでもらいました。
山道を歩くとき、子供たちのスイッチが入ると全く進まなくなるので、でもそこはできる限りそうさせてあげたいので、私は安全管理と他の方に迷惑かからないよう気をつけていましたが、
子どもたちに声をかけていく方が多いこと、多いこと。きつそうな人ほど子どもたちを見て、笑顔になって「がんばれー」とにこやかに声をかけられていくので、あの声援は声に出しつつ、自分にもかけているんだろうなと感じていました。
そして、私もその恩恵をいただきました。2018年に西表マラソンでハーフを走った際に、島のたくさんの方に応援をいただきましたがそれぶりです。久しぶりに人からのあたたかなエネルギーを受け取りました。
子どもたちの発想により予想外のことが多々起こるので、初めての体験が今回もありました。
いま思い返すとどれも微笑ましいものですが、渦中の時はそれなりに大変で、お母さんの対応能力が高いなぁと、男子のお母さんってホントにすごいわぁと感心していました。私はそもそもお母さん能力があまり高くないので、瞬時に反応できなくて、そして興奮してる時は、お母さんしか見えない状況なので見守るしかないのですが。
春にも感じましたが、自然の中を歩いていて、自分の好きなものを見つけ遊び出す、楽しむ力って子どもたち沢山持っています。ポイントは三者三様で、それぞれの違いがお母さんも予想外らしく、そこがまた面白いです。
お母さんには、こんな感想をいただきました。
「季節やルートが異なると、同じ山でも違って見えて興味深かったですし、たくさんの方に励まされながらの山登りは子どもといっしょならではという感じがしてほっこりしました。」
「子どもたちが一生懸命歩く姿に感動したり、いろんな人と挨拶を交わしたりしながら、非日常をたっぷり楽しみました。」
高尾山でも非日常は味わえます。
私にとってもこのご案内はチャレンジなので、感想まで感動的です。
子どもたちと過ごす1日は、くたくたにはなりますが、ご案内できてよかったなぁと、けがなく終われて本当によかったと、いつも以上に思います。
2度目に会った子が今回は手をつないで一緒に少し歩いてくれて、嬉しかった私でした。
自分の娘が4、5歳の頃には山に連れて行こうという余力が全くなかった自分ですが、お母さんたちが、自分たちだけだと連れてくるのは難しいというのを聞いて、あぁ助けになるのなら、お手伝いしたいなぁと思った次第です。
子どもたちの成長ぶりを見るのも楽しいですしね。
この親子高尾登山は、取りまとめのお母さんがいらして、LINEでグループを作り、zoomで事前に打ち合わせをして、当日に至っています。
来春もリクエストをいただき、今から楽しみです。
4歳ぐらいから、本人が歩く気があって、食べもの飲み物、防寒具が入ったリュックを自分で道中っずっと背負う約束ができる子と親(大人)のペアでしたら、普段の運動量を伺って、無理のない、でも少しは頑張るルートをご提案し一緒に安全に歩きます。
3組ぐらいがちょうどいい気がしていますが、女子が入ったらまた雰囲気変わるかもという話が今回でて、答えがないのでご興味のある方はお問い合わせください。
お写真はご参加の方の了解をえて掲載しています。
アイキャッチの写真は「写真撮るよー」と声をかけたら、2人して瞬時に顔隠して、面白いことになった一枚です。