撮影国:タンザニア
撮影地:セレンゲティ国立公園
撮影時:2018年1月31日
メモ:体長60㎝ほどと大きく、比較的見つけやすい鳥。
サバンナの草原を歩く姿は、美しい。
北部タンザニアの果てしなく広がるサバンナで、ノガンの仲間は、多数生息している。
和名で言ったら、オオノガン、チュウノガン、ショウノガンと大・中・小の3タイプ全種類いる。
大は、アフリカオオノガン。
中は、クロハラチュウノガン。
小は、セネガルショウノガン。
中と小はそれほど、サイズが異なる訳ではないが。
体長ほどの草丈に隠れながら、休んでいるカップルや、
餌を探して前進する個体など、サバンナでは一度気づけば、
出会える頻度も高いので、自分でも容易に見つけられる種。
そして、雄の求愛行動がかなり魅惑的です。
空気を入れ、喉を膨らませ、首を太くし、
そして、首を縮めて、一気に伸ばす作業で音を出し、
雌を得ようと努力しています。
ペアになっても、時々雄がする必要があるのか、
すでにペアでいましたが、目の前で雄が求愛行動をしたのも見たことがあります。
いずれにせよ、雄ががんばって、頑張って、雌に求愛しています。
写真の個体のように尾羽をピント上げたりもします。
通常の時はそんなことしません。
写真の個体は、アリ塚の上で、求愛行動をとっていました。
近くにだれもいそうな気配はありませんでしたが、遠くから誰かが見てくれているのでしょう。