旅の記録を取る「野帳」を使って20年 野帳があるからこそ、ツアーの事が思い出せる

オナガジブッポウソウ マダガスカルの鳥

先日、2012年からの海外ツアーの活動実績をブログ上でアップしました。

ご一緒に行った方から、2013年のマダガスカルのツアーが抜けていると

ご指摘いただきました。

自分で見返すのも大変なものを、見ていただいて、

お知らせいただけるなんて、本当に感謝です。

このツアー同行記録は、

国内ツアーを一カ月に何度も出るようになって、

何年にどこに行ったかがすべて記憶できなくなって

日時と場所を書きためていましたが、

退職してから、ツアーに持参していた野帳(やちょう)を元に確認しました。

野帳とは、野外観察時に記録するためのものですが、

端的にいえば、手帳です。

そこにすべての記録を旅の間、取っています。

野帳は、

ツアー中、必ず着用しているベストの内ポケットに常に入れて持ち歩き

一日の行動をすべて、時間と共に記録しています。

時間は、0623と4桁の数字で、6時23分を表し、

24時間表記で、

飛行機の出発した時間、

宿への到着時間、

観察した時間、合わせて観察した鳥や動物の名前、

トラブルが起これば、時間と、その詳細を記載しています。

ポイントしか書いていないので、自分しかわからないものですが。

この野帳に書いたものを元にして、

帰国後に行動記録をまとめています。

野帳は、最長2週間のツアーでも、

1回のツアーで使い切ることはなく、

2回か3回分はあります。

同じ国、同じツアーの場合に、使用すると前回の記録が役に立つときがあるので、

そうしていましたが、フリーになってからは、連続して使っています。

この野帳が70冊位、手元にあります。

この野帳のメモが、読み直すとすぐにわからないことありますが、

かなり重要なことが書いてあって、

企画のことや

そのころ考えていた新しい事とかも見えてきて

結構、面白い。

そして、まだ若くて、その時はよくわかっていない自分に気づいたりもする。

記録、ログを取ること、

必用なことを選んで書くというのは別のエネルギーを使って大変なので、

すべて書く。

これがポイントだったと。

仕事でなかったら、そこまで記録を取らなかったかもしれないけれど。

野帳、細身の手帳でおすすめです。

使ったことないですが、耐水タイプもあります。

旅の記録を野帳で取り続けているから、

どうしても、メモは、紙でアナログ方式で

記録が取りたい自分がいるのかもしれないと気づきました。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

アバター画像

橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

イベント情報

ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

Facebook Page

「いいね!」すると、ブログ更新のお知らせと、世界の旅で撮影した写真があなたに届きます。