南アフリカ からおはようございます! 現地1日目 ハッピーなスタート

アフリカズキンコウライウグイス

朝6時30分から、宿の敷地内で探鳥。

初日の朝、昨日は夜に宿に着いたのでよく見えなかったけど、敷地内の全体も理解できた。

車で移動すると遠かった離れた番号のコテージは、朝起きると目の前にあった。

部屋を出ると、もうそこには鳥がいる。

朝食時間で忙しい鳥たち。

それをのぞかせてもらっている、人間の私たち。

ハダダトキ、オリーブヒタキ、アメシストタイヨウチョウ、ムナオビイロムシク、セグロヤブモズ、エボシドリなどほかにもいろいろ観察。

でも、森の中で小鳥を見るのは、葉の影に隠れるし、すっきりくっきり見えないことも多いので、観察するのは一番難しい。

なので、ちょっとストレスがある。

もっと見たいのに、見れない。

なんとなく見たという気がしない。

自分がいまだにそういう気になるので、よく鳥を見れなくてつまらなくなってしまう人の気持ちがわかる。

でも、慣れるのに少しだけ時間が、辛抱が必要と伝える。

泊まっている宿が経営しているレストランに朝ごはんを食べに行く。

川があって、滝があって、橋がある景色が目の間に広がる。

外で朝食。

8人一列になって食べる。

何故か?

みんな、鳥を見ながらご飯を食べてるから。

Birding Breakfast バーディング ブレックファーストというらしい。

アメジストタイヨウチョウ、ノドジロツバメ、ズグロウロコハタオリ、エボシクマタカ、シュモクドリなどなど、もっとたくさん。

朝ごはん食べながら、鳥が出る出る。

落ち着かないともいうけど、鳥が大好きな方達だから、とてもうれしそうで、幸せそう。

「別世界だわ〜!!」

と満面の笑みで喜ばれている方がいて、

ハッピーな気分をいただく。

ご案内している人が、とてもうれしそう、楽しそうにしていると自分も幸せ。

ツアーは、その時ご一緒している人が、楽しく、元気に過ごしてもらえるように全力でするという命題が私にはある。

シンプルだけど、奥が深い。

毎回、いろいろ思うことがあるけど、それはまた今度。

そして朝食後、そのまま今日の探鳥はスタート。

朝食前にオオキンランチョウの繁殖羽の個体をみたポイントに戻って車を降りて観察。

真っ赤な雪だるまみたいな、ふくふくの鳥。

いっぱいいる。

12月の南アフリカは、南アフリカで一番鳥の多い時期。

そして、繁殖羽といって、尾が体よりも長くなったり、羽の色がいつもは茶色なのに、赤や黄色に変化する時期。

オスだけですが。

メスを引き寄せるために、オスが頑張ってます。

コクホウジャクという鳥がいる。

オスが、この時期、この名前にふさわしい美しさだ。

体が20センチ位なのに、尾羽が40センチ位とかなり長い尾羽をもち飛んでいる。

重そうで、バランス悪そうというか、取るのが大変なんだろうなという具合で飛んでいる。

草原を行ったり来たりしている。

尾羽がはばたくたびになびく。

文句なく美しい。

この鳥、尾が長ければ長いほどモテることが判明していると、説明をうける。

長さの違う尾をつけて実験されたそう。

でも、長すぎてうまく飛べないと、捕食者に狙われると。

「日本人はホント尾羽が長い鳥が好きだよね!」と

若干呆れ顔とは言わないが、以前言われて、なんだか、気持ちがモヤっとしたけど、

何言われてもいいや、これは本当にキレイだもの、と改めてみて、今回そう思った。

いま、ネット環境のせいで、写真のアップがままならないので、写真を一緒に載せられないのが残念ですが、

気になった方は、コクホウジャク、ネットで検索してみてください。

そしてほかにもアカエリホウオウ、アカガタホウオウ、テンニンチョウ、コウヨウチョウなど観察。

朝からバンバンいいものが出てきて、皆さんちょっと興奮気味。

よかった〜。

鳥のいるという場所にはご案内できるけど、実際その日に見れるかどうかは、いってみないとわからない。

強風や雨などの天候や、タイミングもある。

今日は、とてもいい感じの1日でした。

午後もそのままの流れが続き、皆さんとても楽しそうでした。

夕食は、朝食のレストランに戻ってきました。

町ではないので、レストランの選択肢はそれほどないです。

でも、ここは朝ごはんがとても美味しかったので、安心。

しかも、朝に近くにブリュワリーあり、地ビールが飲めると聞いていたので、飲める人はそれで乾杯。

食事は、数種類をこちらでチョイスして好きなものを選んでいただく。

食べたいもの、好み、体調に合わせてご自分で選択していただく。

食も旅の楽しみ。

選ぶのが面倒な方もときどきいらっしゃいますが、皆さん概ね楽しんで好きなものを選んで召し上がっている。

普段食べないものにトライして楽しむ方がいて、あ、そうだった、チャレンジ精神がすばらしい方だったと思い出す。

自分はヒヨコマメのシチューを選択。

豆が複数入っていて、香辛料が聞いていて、カレーみたいだけど食べやすい。

実は、夕食時はもう眠くて、お腹は減ってはいるけど、食べるのが難儀だった。

Tボーンステーキが大きくてびっくりしたり、お土産に買われていた「ガラゴ」と「イタチ」のマークが入った缶ビールを皆さん買われたりと楽しい夜でした。

あんまり眠れていないので、さすがに電池が切れる私。

20時半過ぎに部屋に戻り、シャワーを浴びて、最後に時計をみたのは21時15分。

そして、朝4時までぐっすり。

今朝は風が強いですが、すっきりと明るくなってきました。

朝の5時半。

昨日と同じく、ハダダトキが鳴き、そして小鳥がさえずってます。

では、皆さんよい一日を!

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

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ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

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