アイスランドの7月初旬、
天気が良ければ、寒いけど快適。
北海道くらいの国土だけども、
一周するのは、結構たいへん。
道路が、途中ダートの未舗装路になるから。
火山と滝と湖の国、と言われるだけあって、
水は豊富。
そして氷が解ける夏は、滝の水も増える。
雨もわりに多い。
道路は未舗装路。
長時間車で走ると、車体がドロドロになる。
高緯度地方の国、アイスランド、アラスカ、フィンランドは、
そういう目に遭いやすい。
写真は、7月初旬のころ。
アイスランドは、北緯66度程度に位置するので、北極圏に位置しないが、
この時期、夜は真っ暗にならない。
夕方以降、だらだらと明るいので、
夜の11時過ぎても、薄暗くなるだけで、
普通の夜のように暗くならない。
この時期、花も美しく咲き乱れるし、
鳥も繁殖、子育てで忙しい。
そして、いい季節なので、観光客も多い。
でも、アイスランドの首都レイキャビク周辺を出ると、
途端に人に会うことは少なく、
不安になる。
人口がそもそも少ない(数年前に34万人)し、
主要な都市も少ない。
夏でも寒冷だけど、
人気(ひとけ)が少なくて、さみしい感じもする。
空気が澄んでいて、晴れれば、空も滝も湖も、氷河も、
青く美しく、大好きな国だけど、
氷河も多く、雪や氷を見る機会も多いせいか、寒々しい感じがするのは正直な印象。
人が少ないから、合理的で、シンプルで、
国に資産がないから、そうでないものを売りにしたと聞いたが、
デザインが素敵な国で、
人も好きになったので、一度は、長く居てみたい国。