娘に栗ご飯が食べたいと言われ、
先月一度作りましたが、
栗を剥くのがたいへんで、
しかも栗ご飯が出来たのに誰も帰って来なくて、
やや機嫌が悪くなりました。
でも、食べたら美味しいし、
食べ終わってすぐに、
もう一回作ってねと言われ、
もう一度はがんばるか!と。
今度は、大きい栗を買おう、剥きやすいだろうからと、心に決める。
時々、八百屋で横目で見ていましたが、
あまり大きくないので、
買わずに過ごしていましたが、
普段行かない町のこじんまりした八百屋さんに
栗が三種、売られていて、
利平栗2L、1,200円、
茨城産3L、1,000円、
茨城産2L、800円とあり、
値段的に、利平栗が美味しいんだろうなぁとは思ったものの、
剥くのが大変だったことが頭によぎり、
やっぱり大きさで選んで3Lにしようか、
本当に悩んだので、
お店の人に聞いたら、
「利平栗知らないの? 甘くておいしいよ。」と。あっさり言われ、
利平栗にしました。
無事、栗ご飯もでき、
食べている途中に、
そういえば、利平栗ってどこの栗?
と気になって、ネットで調べたら、
戦前に天津甘栗と和栗を掛け合わせた品種で、
育てるのが難しいと、
戦後に木が枯れてしまったけど、
一本残った樹が原木となって広がったと。
大粒で、丸っこい形で、
栗の頭に毛が生えているのが特徴で、
栗だけ見てもわかると説明があって、
確かに栗をよく見ると、先端に毛が生えている。
生産が難しいので「幻の栗」とも言われていると。
岐阜県の土田健吉さんが作り出した品種だそうです。
育種(いくしゅ)、日本人は上手なんだそうです。
学生の時も、仕事関係の人からもそう聞きました。
柑橘系の果物の種数の多さは相当なものだし、
そもそも研究熱心なんですよね。
植物だけでなく、動物も育てるの上手ですしね。
パンダの飼育とか、
カメレオンやヘビの飼育とか、
なんてことを、自分で作った美味しい栗ご飯を食べながら思ってました。
栗の品種、初めて覚えました。
知らない町のちょっと高級そうな八百屋さんって面白いです。
普段見ないものが売っていました。
それにしても、栗って剥くのが大変。
明日は、栗ご飯にすると前日に宣言したら、
「誰にもあたらないでね(八つ当たりしないでね)。」と夫に先に言われました。
でも、栗って本当に剥くのが大変ですよね。
今日は、行きつけの酒屋さんがお休みで、
美味しい日本酒を合わせて飲めませんでした。
失敗。
栗ご飯を作る日は、
気合を入れて、早めに剥きはじめ、
水曜日以外、に作る。
今年の学習でした。
栗が多すぎて全部使えなかったので、明日も栗ご飯です。