スリランカ 爬虫類と両生類 その4 カエル・トカゲ・カメ ※ヘビあり

スリランカ 爬虫類と両生類シリーズ最終です。

今回は、シャワールームにいたカエル、

アクシスジカを飲み込む大蛇が、ポイントです。

それから、写真ではわかりにくいけど、

もう一種のヘビはコブラの仲間。

鳥に威嚇され、

蛇使いのコブラのような、

でっぱりを一瞬にして出しましたが、

すぐ戻りました。

あの膨らみは、出したり引っ込めたりできたんだと初めて知った瞬間でした。

ケリ(鳥)にキックされて、ひるんでいたヘビ。

意外に気は弱いかもと思いました。

大蛇は、スリランカ北部のウィルパッド国立公園で観察。

でも、公園レンジャーが初めて見たと大興奮していたので、

レアだし、特大サイズなのでしょう。

ヘビは獲物を食べた後、

体が重くて動けなくなった時が一番無防備で、

そんな時に、人に捕まったりするそうです。

このヘビ、翌日にはもう同じ場所には居ませんでした。

自分の体重より重いシカを飲んでも、

蠕動運動で、ちょっとずつ、でも確かに動く。

かなりすごい事です。

丸のみしたシカを消化するのに数か月かかるので、

しばらくは、全く動かなくてもいいところに隠れ、

天敵に狙われないようにして、過ごすそうです。

シカを飲み込んだ体で木に登ることが出来るのなら、登る様子を見てみたいです。

可能なら、ずっとその場で見ていたいと思った、刺激的な出会いでした。

記憶の中では、オスのシカを飲んだと思っていたのですが、

久しぶりに写真を見返したらメスのシカでした。

人間の記憶って全然確かじゃない、

写真が無いとやっぱりダメだぁと思った瞬間でした。

この記事を書いた人

アバター画像

橋場みき子

生きものに出会うために自然の旅に出かけてその環境の動植物を観察してメンバーと気づきを共有し楽しむのがライフワークです。自然の旅はリクエストに応じてご案内もしますし、自分が行きたい場所、出会いたい生き物の情報がが入ってくれば、声をかけて二人でも、いなければ一人でも出かけます。今年は新しい情報、人との出会いが多く違う世界が見えてきました。同じような感性の方と出会いたい。そのためにはどうしたらいいのか?を最近よく考えています。

イベント情報

イベント情報

ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

Facebook Page

「いいね!」すると、ブログ更新のお知らせと、世界の旅で撮影した写真があなたに届きます。