アメリカ・シアトル空港での乗り継ぎ 預け荷物・スーツケースの取扱い

コスタリカで撮影したニショクキムネオオハシ

日本から中南米に行くときは、大抵、アメリカを経由します。すると、飛行機の乗継地でアメリカに入国手続きが必要になります。なんで?と思われるかもしれませんが、アメリカ合衆国のルールなので、理由はありません、決まりです。通過するだけでも、入国手続きが必要になり結構面倒です。

ヨーロッパ、アフリカ、アジアが目的地で、途中乗り継ぐ場合、成田空港など日本で預け荷物(スーツケース等)は、大抵、最終目的地まで行くことが多いです(業界用語で「荷物はスルー」と言います)が、アメリカを経由する場合、荷物がスルーでない場合が多いので、要注意です。

例えば、アメリカン航空を利用して、シアトルで乗り継ぐ場合、いったん預け荷物(スーツケース)を受け取って、再び預け直すということをシアトルで、入国後にすることが、かなり長い間、必要でした。しかし2017年1月に利用した時は変わっていました。荷物がスルーで流れるようになっていました。

2016年10月にアルゼンチンに行った際には、いったん受け取り、荷物の再預けを自分でしたのですが、1月にコスタリカに行ったときは、スルーになっていたのです。3カ月位のうちに変更になったようです。

先進国でない国に行くことの多い自分は、いろいろな目に遭っているので、人のいう事は全面的に信じません。というか、必ず自分で確認するようにしています。例えば、「荷物はスルーで流れるよ。」と言われても、到着後、荷物が流れてくるかもしれないターンテーブルを念のため確認します。それで、自分たちの荷物が回っていたのを見つけたことがあります。これを見逃したら、荷物は届きません。

チェックしてよかったぁと、と思うことが、時々、忘れたころにやってきます。係員が嘘ついているのか、たまたまトラブルでそうなったのかわかりませんが、荷物が届かなくて困るのは私たちなので、自分で確認して、自分でトラブルを回避しているだけです。

なので、この1月に成田空港で、「荷物は最終目的地までお預かりします。預け直しは必要ないです。」といわれて、本当に?と思いました。実は、成田空港の職員の方でも、間違った案内をされる方も多いのです。日本人だから大丈夫ということも多いですが、そうでないこともあります。というか、いつの情報かわからないからです。一度、知ったことを言い続けているだけのこともあるからです。

アメリカン航空の職員ならシアトルの空港の知識があっても当然ですが、委託された代行係員だったりすれば、詳しくないのは当たり前です。他国の空港の荷物のシステムの事をよく知らないのは普通のことと思います。そして、仮に知っていたとしても、ルールは変わりますので、情報を適切に更新していくのは、無理だろうと想像できます。

話はそれますが、入国システムのマシンでさえ突然、変わります。そして、それを運用する方法も変わります。またこれらはセキュリティーに関わる点なので、公表されません。

そして、空港の現地係員もたぶん数十人または数百人はいて、どの人に当たるかわかりません。日本は、人のレベルもある程度は均一ですが、外国ではそうではありません。ルールがわかっていない職員というのもいます。

という訳で『アメリカ乗り継ぎの際は、入国と預け荷物の確認は、要注意!』 です。

時々、乗り継ぎ地の空港で、日本語を話す係員(たぶん日本人)の方がいます。正しいことを教えてくれる確率が高いと信じ、自分は積極的にそういう方に質問します。

アメリカのダラス、シアトル、アトランタ、ロサンゼルス、マイアミなどを経由して中南米に行く方は、預け荷物は、自分で守るつもりで、気を付けて出発してください。

そして、絶対に必要なもの、無いと困るものは手荷物に入れましょう! 中南米に行くならば、着替え一組は必須です。

空港でのトラブルは、それなりにあるので、また書きますね。

★写真の鳥は、コスタリカで撮影した、ニショクキムネオオハシです。

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世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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