仕事で世界のさまざまな場所を訪れ、それが時に地質学的に貴重な場所だとわかり、帰国後に書籍で確認したいと思っても、まとまって説明があるものは、全く見つけられませんでした。
地理学、地質学、鉱物学などの本を読んでみても知りたいことは書いてなくて、細かいことだけが記載されているので、面白くありませんでした。
しかも、それらを勉強したことが全く記憶になく、基礎的知識が圧倒的に不足しているために、自力で学ぶのは無理があると早々に気づきました。
それでも、さまざまな場所を訪れ動植物を観察していると、訪れた場所の環境と観察する動植物の関係性が少しずつ見えてきて、ますます地質学的な理解を深め、その場とその場に生息する動物、自生する植物との関わりを理解したいと思うようになりました。
どこかで勉強できないかなぁ、とここ数年思い続けていました。
そしたら、なんと、地生態学(地形・地質を基盤環境として生物の分布を把握しようとする研究分野)を小泉武栄先生がされるとお客様に教わり、第一回目に参加してきました。
地生態学の講座が開かれるのは、初のことで、レジメや、資料も手作りです。
講座はYou Tubeで、公開予定とのこと。公開されたら、お知らせしますね。
内容については、また、別の機会に。この講座が参加できるタイミングで開催されて、感謝です。