【日記記事】9月になって

久々に自然の旅と旅の手配が続く日々を送っています。

先月8月は多少の面倒なことがあって当然の海外の旅でも数年に1回レベルのトラブルがあったり、帰国後はタイトスケジュールの中のVISA手配なのに、大使館に振り回されて気持ちの落ち着かない日々を長く過ごしていましたが、この先のVISAが2カ国無事に取れ、パスポートが手元に戻ってきたので、これで次の旅に無事に出発できる、とひと安心したところです。

もう8年位になる(数えたら思いのほか長かった)心理学の学びにも今年の1月ぶりに最近参加でき、安心安全な場と信頼できるメンバーと共に新しいことを学び、そして翌日友人から追加の気づきも頂いたことで、心身ともにひと息つけました。

先月8月はマレーシアの最高峰、ボルネオ島のキナバル山(標高4,095m)に登る自然の旅がありましたが、実は6月末に漁船で激しく転倒し尾てい骨を骨折、8月1日には素足の小指に1リットル入った水筒が高いところから落ちて直撃し骨折と2箇所負傷、かつ旅に出る前に風邪を娘からもらって、高所に行くのに風邪は絶対にまずい、必ず治して行くぞと食事と睡眠と気合いで何とかして出発しました。(心配していただいた方がいるので念のためお伝えしておくと、骨密度は平均より30%位高いのですが、衝撃が強ければ折れるとのことです)

尾てい骨骨折後に、日本の夏山で長時間登山が可能かどうかは確認、足小指の骨折も直後はリスケして(頂いた方ありがとうございます)安静にしましたが、歩けない事はなかったので、リハビリの先生に登山のことは相談し、突然動けなくなるような心配が今回はないことを確認。去年、キナバル山に登っているので、様子はわかってはいるものの、万全の身体でないことにプレッシャーは強く、メンバーも自分も無事に登山し帰国する、自分はこれ以上ケガしないぞと強く念じていました。

その登山の旅は、台風の影響でフライトが遅れ、経由地ブルネイでの停滞を余儀なくされ、陸路で行くことも考えたり、フライトを買い直すことを考えたものの、結局現地の1日を捨てることに。(と結果だけ書くと簡単ですが、出発前日のほぼ1日のワークタイムがなくなりました泣)

そんなこんなで、行く前から何か神さまからのお試しをさせられてるのか?という状況が続いていましたが、終わってみれば、最高に良い旅で、ズレたことで天気にも恵まれすべてがよい方向に向かい、どれもこれも慌ただしくはあったけど、新たなトラブルもなんとかギリギリうまくゆく結果で、メンバー皆の強運、最高! と無事帰国しました。

旅のブログを書く余裕がないので、Instagramで写真と共に少し書いていますので、興味がありましたらどうぞご覧になってみてください。

Instagramのリンク

10月は、初めての西アフリカ、ガーナに、

11月は、これで渡航6回目のマダガスカルに2018年以来久々に行く予定です。

ガーナはビザを取るのに日本の大使館でトラブル(プリンターが壊れてVISAが発給されなかった)があったので、本国はもっといろいろあるんだろうなぁと。でも、初めての西アフリカで、一度でいいから行きたいと思ってたのが、旅のリクエストいただいたきっかけで急にかなう事に。初めての国、場所、ガイドとのやり取りは緊張感が高くて時にストレスを感じることも多いのは承知の上で、わくわくが止まらない。また、生涯一度は出会いたいと長年思っているセンザンコウの仲間数種に出会うチャンスがあることも途中で知り、生息地に行けることが本当に嬉しい。そしてついでにハゲチメドリ(鳥)も見に行ってしまう今回、なんてラッキーなんだろうと思っているから、何があっても笑っていられる気がする。

11月のマダガスカルは、過去5回の経験値を活かして、移動はバッサリ減らし、でも多種多数を観察する方向性。この国は私がこれまで渡航している40数か国の中で、最も不確定要素が大きく、自分の予想をはるかに超えてくる経験(トラブル)を多数させてくれた地で、帰ってきた時の疲労感が半端ないけど、動植物が固有種多数と独特で密度こく凄すぎる場所なので、またしばらくすると行きたくなるというクセになる地。だから、行くことが決まると身体が覚えてる緊張感がジワッと染み出るけど、純粋にまた行けることがとても嬉しい。しかも、どんどんトラブルは減ってきたし、今回大使館でのVISA手配はスペシャルスムーズに終わって、予定よりも早く返送されて来たので驚きと共にすごく安心した。無事に過ごせて、いい出会いが沢山あるといいなぁと今から祈っている。今までもなんとかなって来たから、今回も大丈夫! と心の底から信じている。

大丈夫と思っていれば、大丈夫。

最近、そんなふうに考えている。

悪いことを想定して考えておくのは仕事のひとつだけど、上手くいくことを信じて疑わないのも大事だなと、なにか起こってから考えて動いても間に会うから大丈夫なのだ。

「海外や旅に出ると『常在戦場』な状態になっているから疲労困憊してるのだろうけど、素の『子供っぽい自分』を無くして行ったり来たりするのでなく、スイッチをオンオフしたら負荷を減らせるのでは?」とアドバイスをもらったので、意識して試してみようと思った。

今月9月は、来年の旅の手配をしつつ、今週は長崎県の対馬に、再来週は飯能に、下旬はフランス・パリに行ってきます。

パリ行きは仕事ではなく、モデルを仕事として選び、現在学び少しずつ仕事を頂いている娘がデザイナーさんから25年春夏コレクションを歩かせていただける機会を得たので、観察・撮影に行ってきます。パリに行くというより、そういうオシャレな場に行くことが、私にとっては緊張度が高くて落ち着かない、ガーナに行くより怖い気がする(と言ったら笑われた)行ってしまえばなんとかなるでしょう。

少しだけ、心身ともにひと息つけたので、日記記事を書きました。

先日のオンラインイベントは、好きなものが違う複数のタイプの方がいらしてくださり、私が思い描いていた自然・フィールドに出ている人、好きな人の交流の場を作ることができたような気がして、嬉しく感じました。

ありがたいことに来年のご依頼も複数いただき、一気にいろいろ動いています。自由に動けなかった4年間は、仕事と自分、娘との関係性に激しい変化をもたらし、もがきながらも少しずつ進めていたんだと改め感じています。

相変わらず先は見えないけど、いや一生見えないんだろうけど、気持ちもすっかり落ち着いてきました。

久々に会った友人に「フェミニン度が増したね」と言われ、「うーん、髪の毛が伸びたから?(久々に伸ばして、ボブより長めになってます)」という会話をしましたが、最近の自分は心身ともによりタフにたくましくなり、外見は女性っぽくなってるらしいです。

こんな感じで、ぼちぼちやっています。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

イベント情報

ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

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