私のいない時をねらったかのように、
いつもと違う時間帯、
夕方から夜にかけて脱皮したレンは、
翌日、そしてその翌日も、
妙に元気でした。
いつもは、昼間はほとんど寝ているのに、
昼間から何度も起きて、シェルターから出てきては動いていました。
そっとシェルターを覗いた時にも、
目がパッチリひらいている時もあったりで、
いつもより覚醒している感じです。
ヒョウモントカゲモドキの場合、
脱皮は短時間で終わるし、
古い皮の下には、
新しい皮が既に出来上がっていて、
脱皮後しばらくは、
弱い状態、という訳ではないから必要性はなさそうだけど、
やっぱり脱皮直後は、
いつもよりは弱いから、
外敵から身を守るために
いつもより周りを気に出来るよう、
アドレナリンなどの、ホルモンでも出るのだろうか?
と考えました。
目がいつもの1.5倍くらい開いているのをみてから
ホルモン理由が自説です。
ヒョウモントカゲモドキを4匹、長く飼っている人からは、
「(私が)見過ぎだからじゃないか?」
と言われましたが(笑)。
確かに観察しすぎと言われれば、
否めませんが、
普段、海外のフィールドでも
見たい気持ちは素直に出しつつ、
殺気ではなく、
出てきてほしい、
見せてほしいという優しい気持ちで
念を送って探しているので、
間違いなく、
動物たちは視線を感じているだろうとは思いますが、
ひどく悪影響はあたえていないというつもりです。
本当のところはわかりませんが。
でも、珍しい動物や、
会いたかった動物に出会える頻度はわりに高いので、
いい関係性が築けていると思っています。
出かける回数が多いから、
出会えているだけで、
運のいい出会いが多いとは、
自分ではあまり思ってなかったのですが、
人に指摘されてから、
ここ数年、自分でもそう思うようにしました。
理由といったら、
この観察する時の心もちくらいしか、
私には思い浮かばないので。
動物と言葉でのやり取りはできませんが、
気持ちをかよわせたいといつも思います。
以前、飼っていたコザクラインコのさくらとは、
目でお互い通じあえた気がする時もたくさんありましたし、
レンにも、そういう時がすでにありました。
レンとは、まだ過ごしている時間がとても短いので、これからですが。
もっともっと理解したいです。