【今週の1枚】クリップスプリンガー 岩上のバレリーナ Klippspringer

クリップスプリンガー

今月はウシ科の動物を引きつづき紹介。

小型のアンテロープの仲間で、いっけんどこにでもいそうな雰囲気ですが、

普通にサファリをしていたら、ほとんど見ることはない動物。

岩場にしか棲まないのでその生息場所は限られている。

蹄が縦に長く、爪先立ちをしているように見えるが、

知っていて、双眼鏡でよく見ないと、そんなことはわからない。

今回は、この動物というより、

この動物ののっている岩山の話をすこし。

「果てしない草原」

という意味のマサイ語、

セレンゲティには、

このような岩山が点在していて、

それは、kojpe(コピ、コピーと発音される)という。

硬い花崗岩の岩山だけど、

コピは、角の削れた丸い大きな岩を重ね組み合わせたかのように見える岩山が多く、

この独特な雰囲気は、ここ以外では見たことがない。

果てしない草原という表現がぴったりの

「草原の海」の中に、

コピの岩山がところどころあって、

ここを大事な生活場所にしている動物たちがいる。

クリップスプリンガーやハイラックス、

もっと小さなトカゲやネズミなど。

また、ライオン、ヒョウ、チーターなどの肉食獣が、

狩のために見晴らしのいい場所としても

コピは利用されている。

というわけで、サファリ中に、

コピに立ちよって、ネコ科の動物を探しはするけども、

滅多にいることはない。

一度だけ、いないかなぁと探して見上げた岩のうえにヒョウがいて、

目があった瞬間、あっという間に消えた。

そんな、捕食者もやってくる場所だから、

クリップスプリンガーは、昼間は岩の頂上付近で見張りをしている。

アンテロープの仲間はたくさんいるけど、

その生態はいろいろだ。

撮影日:2017年2月11日

撮影場所:タンザニア・セレンゲティ国立公園

この記事を書いた人

橋場みき子

ワイルドライフの動植物を世界に見にいく旅を作り、一緒に楽しむことをしてもうすぐ25年。1年に地球5周を移動する生活を2020年3月まで約10年続ける。
2020年世界は変わりましたが、2021年9月私は【生きものと人、自然と人のつなぎ人】として活動を継続することを決意。
娘と夫、ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)雄1匹と暮らしています。

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