【今週の1枚】スパイラルな角をもつ男 ウシ科 クドゥ Zambezi Greater Kudu

2021年、最初の今週の1枚なので、

丑年にちなみ、

12年ぶりに注目を浴びるウシ科から。

年賀状の一枚もウシ科から、

オリックスを選びましたが、

アフリカのサファリで見る動物はウシ科が多いし、

知られていないだけで、

実はかっこいいものが多い。

どちらにするか悩んで選ばなかったのが、

こちらのクドゥ、

グレータークドゥ。

カッコよさ的には、

こちらがオリックスよりまさるが、

水場に現れる時はオープンエリアに出るものの、

基本は、樹々がしげった wooded savanna にいる動物で、

樹が多めの環境ゆえ、美しく撮りにくい動物で、

まだ満足に撮れたことがない。

ナミビアのエトーシャ国立公園だと、見やすいが、

10頭ほどの群れで、

生育環境そのもので見たのは、

南部タンザニアでの一度だけ。

食事中だった。

静かに食べていて、食べながら移動していった。

この種は、

オスだけツノを持つ。

写真のオスは完全な成獣で、

3回転したツノになるまで3年はかかる。

ツノが伸びきった成獣は、

美しく、かっこよく、

この写真の個体を見てる時は、

神々しい気さへして、心がザワザワしたのを思い出す。

出会えたことに感謝しかない。

ぐるぐるのツノが艶っぽい気が私はするのだが、

英語の図鑑にも最もエレガントなアンテロープ、

ハンサムなアンテロープと表現があるので、

万国共通で美しいと認識されている。

ウシ科図鑑で、世界に5種、クドゥの仲間がいる。

撮影日 2018年7月13日
撮影場所 タンザニア ルアハ国立公園

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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