【今週の1枚】世界最大の巣コロニーを作る シャカイハタオリ ナミビア・エトーシャ国立公園

写真の木についた、大きな塊が、鳥の巣。

樹が重そうに見えるが、実際に重くて枝が折れることもあるという。

一羽の鳥の巣ではなく、

何羽もの集団の巣で、

繁殖だけでなく、ねぐらに、そして昼間の日差しよけにも使われる。

巣に近寄ると、出入りするシャカイハタオリの鳴き声でけたたましい。

鳥の大きさはスズメくらいで小さいが、

多数の鳥が高速で、巣の下向きにある出入り口から、

出たり入ったりするのを見てしまうと、

地味な鳥のわりに記憶に強く残る。

巣は、使い続けられ、どんどん拡張されていく。

巣材を口にくわえて、巣に入る姿もよくみた。

100羽、200羽の単位でみんなで少しずつ運んだら、

それはどんどん大きく、重い巣になることは間違い無いだろう。

最大500羽くらいの共同生活をおくり、

完全な一夫一妻制ではなく、共同で繁殖も手伝うと図鑑には説明があるが、

見た目に雌雄差のない鳥なので、

どんな風に調査をするのだろうか。

下の写真を見てほしい。

キリンと比べてもこんなに大きな巣を作る。

巣の塊、コロニーは、

ある樹にだけ、かたまって付いている。

より大きな集団でいたいという習性があるのだろうか?

シャカイハタオリの巣を

コビトハヤブサ、オオイッコウチョウ、コザクラインコなどが使うことがあると図鑑にあったが、

それよりももっと大きな鳥、

アフリカワシミミズクが使っているのを見た。

見つけた人は、

「双眼鏡で巣をのぞいてみたら、鳥と目があって驚いた。」と言っていたが、

まさか、鳥も見つけられると思っていなかっただろうから、びっくりしたに違いない。

アフリカワシミミズク

巣の中は、

外気温に左右されず、

暑すぎず、寒すぎない。

ナミビアの朝晩の温度差はかなり(30度前後)になることもあるので、

シャカイハタオリの巣の構造が、

快適に暮らすことに役に立っているのは間違いない。

撮影地:ナミビア・エトーシャ国立公園

この記事を書いた人

橋場みき子

ワイルドライフの動植物を世界に見にいく旅を作り、ガイドする仕事をしてもうすぐ25年。1年に地球5周を移動する生活を約10年。
2020年世界は変わりましたが、私は、秘境の道先案内人&自然旅行撮影家として、活動を継続することを決意。
17歳の娘と2歳のヒョウモントカゲモドキ(レオパ)雄の母でもあり、夫と3人+1匹の家族構成で日本で暮らしてます。

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