退職前にすでに辞めた同僚から贈ってもらった、お酒です。美味しかったので、ご紹介します。
埼玉の深谷市にある、150年の歴史ある「滝澤酒造」さんのお酒でした。
シャンパンと同じ瓶内二次発酵で造られたお酒だそうで、しっかりとした発泡性があり、かつ日本酒らしい味わいと自分は感じました。お酒をどう表現していいか、よくわかりませんが、美味しかったです、好みです。
今はワインを一番多く飲みますが、それでも、時々日本酒が入ります。行きつけの酒屋「まるげん」さんにもある時それを指摘され、やっぱり好きなものは、時々飲みたくなるのよねと言い訳。日本酒が時々とても飲みたくなります。
もともと日本酒から飲み始めたせいかもしれません。酒と言えば、私の中では日本酒です。なぜそうなったかというと、父の晩酌に付き合わされたからです。いつからとは言えませんが。
重めのしっかりとした日本酒が好きです。毎年暮れに新潟から一升瓶6本を父にプレゼントしつつ、自分も実家に帰って美味しいお酒を飲むというのが密かな楽しみです。
新潟の酒屋さんは、瀬波温泉にある「地酒の店たむら」さんですが、セナミスミレという海岸に咲くスミレを見にいくツアーで訪れて、お客様をご案内して縁が繋がったのですが、毎年、たむらさんから送ってもらう生酒を楽しみにしています。
新潟県はお米、水、酒、サケ(鮭)が美味しく、花もよい、本当にいいところです。大好きです。
話がそれました。スパークリングのお酒の感想です。
飲んでいた時の状況、心境ですが、20年勤めた会社の退職を決め、3月末が最終出社日でしたが、有給消化中で、あと数日で退職日という時に飲み始めました。
会社には行かなくなったけど、まだ籍はあるから気を付けよう(何に?って感じですが)という風で、なんだか中途半端な気持ちのままでずっといました。あまり感じなくなってきていましたが、それでもどこか引っかかっていました。
でも、それも終わるなぁとしみじみ思いながら、会社に行かなくなって、劇的に気持ちが変わったように、何か大きく心境が変化するのかなぁと思いつつ、このお酒を飲んでいました。
はじめは、正直にいうと、スパークリング酒にする必要がどうしてあるのかなぁ、面白いけど、と思ったのですが、想像以上に美味しかったので、ブログを書いています。自分はスパークリングワインも好きですし、日本酒も好きなので、ミックスでいい飲み物です、最高です。これ、でもお酒が美味しいからだよなぁと思います。
はじめは、つらつらと考え事しながら飲んでいたのですが、美味しくて飲みすぎました。
まとまりのない文章になりましたが、せっかく頂いた記念のお酒が美味しかったので、備忘録のために残しました。滝澤酒造さんのほかのお酒も飲んでみたくなりました。