【日記記事】2021年ふりかえり 南極へ行くその前に

2020年10月末から、実は、南極に行く予定でした。

でも、去年、今年と、当然ですが船が出ることはなく、

また来年、2022年にもちこされました。

南極は、自分が行きたかったので、

鳥ガイドの友人に誘われ行くことに決めました。

船に弱いし、揺れるのも怖いし、費用も、時間もかかるのでちょっとは悩みましたが、

一度は行ってみたいと思っていたし、

今なら、自分で決めれば時間的にもいける、

いつか行こうと思っていても、いつかは来ないし、

元気なうちに行っておこう、

そして、1人で行くより、

信頼おける長時間一緒にいても楽しく行けるとわかっている友人と一緒の方が心強いし、

一緒に鳥を探して、生きもの談議をしてのがずっと楽しいのは間違いない、

それにもう1人気持ちのいい山のプロも一緒で、その2人と一緒だと考えるだけでワクワクする。

船に乗っている間にも、観察していたら同じようなタイプの人に出会えて、

そんな人との会話から、次はどこに行こうかを考えたりするのも楽しそうとも妄想。

生きもの好きの人にも声をかけて、一緒に行く予定でした。

でも、世界は変わり、南極はただでさへ遠いけど、

本当に遠く遠くの場所に感じるようになってしまいました。

仕事で、新しい国に行くときは、

企画時に相当調べて

行く前には案内を作るので、さらに色々調べ、確認したり、

それと合わせて生きものの情報を頭に詰め込んでから行ってました。

それは、大変なことでもありますが、だんだん楽しくなってきて、

でも、最も楽しいタイミングは、

帰国後、リアルに見てきた後に、

その国、その場所、観察してきた動植物等に興味がマックスになっている時に、

もっているその国の資料や書籍や生きものの図鑑をワーッと見返したり、

興味にまかせて新たに本を買って読むと、

頭にものすごくしみこんでいって、その感じがとてもとても好きです。

現地にいるときは、いろんな生きものも見れるし、もちろん楽しいことも多々ありますが、

緊張度が高いし、常に気も張ってるので、

リラックスして本当に楽しめるのは、帰国後のそんな時だからかもしれません。

南極行きを決めたのは、1年以上前だったので、

まだよく調べたりしていなかったので、

去年の動けない時に、英語の南極の生態系の本や、海鳥の図鑑を読みこもうかと一時は思ったのですが、

2020年は、どんどん身動きが取れなくなり、動くことが悪といわんばかりの状況に、

閉塞感でいっぱいなになり、だんだんメンタルも悪くなり、

何かをしようという気力がなくなりました。

南極関連の書籍は、英語ではなくて、日本語の本も複数あるので、そちらから始めようともしたのですが、

メンタルが悪いと文章が頭に全然入ってこず、本が読めませんでした。

なので、しばらくというか、だいぶ長らく南極のこと調べるのは放置していました。

でも、最近、やっと南極について、調べはじめました。

それも今までみたいにではなく、

興味のおもむくままに、やってみようという気になり、

南極ノートなるものも作りました。

新しいやり方です。

南極関連の本を全部、机の上に広げて、

どれから読もうかなぁと、

パラパラいろいろめくって、

雑誌の切り抜きや、

子供向けの写真絵本、

専門書や鳥のリストなども。

で、写真絵本からスタートし、

気になった言葉を調べて、

それを調べたら、そこにまた気になる言葉が出てきたので調べて、

とやっていたら、どんどん楽しいことに。

あぁ、こういうことをしたかったんだよなぁと、久しぶりに感触を思い出しました。

こんなことができるようになるのに時間かかったなぁと。

去年から時間ができ、リアルでなくても、まったく新しい出会いがたくさんあって、

今年、新しい学びへとつながり、大きな気づきを得ました。

また、つらい時に、話しを聞いてくれた人、みまもってくれた人、アドバイスをくれた人、一緒に遊んでくれた人など、

たくさんの人に助けられて、今年も一年過ごすことができました。

時間をやり過ごすしかできない時もあったけど、

もがいて苦しい時も長かったけど、今は元気に過ごせてます。

心もちが変わったので、

上がったり下がったりのアップダウンが激しい状況には、もう戻らないだろうと。

世界はあいかわらずではありますが、

本当に、今までできなかったことを、本当に少しずつ今からしていこうと考えています。

年末までまだ時間はありますが、

南極の勉強をはじめられたことを少し書き出したら、

最近気持ちが大きく変われたこと、安定してきたことに改めて気づき、

今年のふりかえりとして書き残そうと思いました。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

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ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

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