今月号のナショナルジオグラフィックは、
東アフリカのケニア、タンザニアに広がるセレンゲティの特集。
雑誌の6割以上、90ページを超える大型特集で、
こんな特集は見たことないし、サファリに行ったことある人も、これから行ってみたい人にも買いの一冊だ。
2007年から行き続けていたアフリカに今年は行かれなかったけど、
これを読んで、しばしトリップできたし、
実際にサファリに行ったとしても知ることのできない話も多数あった。
ヌー、正式にはオグロヌー(オジロヌーという種も別の国にいる)の大移動の話、
草を求めて動いているのだが、
“雌のオグロヌーは一生を通して、常に餓死寸前の状態にあり、、、
その理由は、一年中休むまもなく、妊娠しているか、授乳しているからで、
特に6月から9月の4ヶ月間はどちらもこなさなければならず、それも大移動しながら、、、”
というのを読んで、
ヌーの顔が一気にリアルに思い出された。
セレンゲティよりもンゴロンゴロの方が、近距離でヌーに会えるので、
その時の顔なんだけども、
けだるそうに見えていたのは、気のせいではなかったと。
ヌーの大移動を知ってからサファリに行くと、より味わえるので、アフリカ行きたい生きもの好きな方には特におすすめです。
特製付録のオグロヌーのマップも必見です。
それから、96ページからの「聖なる森の声を聴く」が、
最近の私には響き、
オル・ドイニョ・レンガイ火口の写真が見られて、うれしかった。
ナショジオからのクリスマスプレゼントに感謝。