カエル卵塊の話 ニホンアカガエル ヤマアカガエル ある夜の話

2種のカエルと私

観察地で訪れる場所には、ニホンアカガエルとヤマアカガエルという外見がよく似た2種が生息していて、卵もよく似ている。3月に入ると卵とオタマジャクシが見られる。その場所では、ヤマアカガエルのが数は少ない。

どちらも黒いつぶつぶの卵のまわりが、ゼリー状のものに包まれていて水の中に塊である。アイキャッチの写真は、ニホンアカガエルのもの。夜間観察時に撮影し、水がクリアでないところのものなのでわかりにくくてごめんなさい。

カエル観察を始めて今年3年目、去年ヘビ観察に遠征に行った新潟で、卵塊を手にすくってみて、粘り気や卵塊のかたまり具合の違いが2種の識別ポイントと実際に手にすくいながら教わったが、いま一つ釈然としないというか、すっきりわからないなぁと感じた。その後、いろいろ本でも読んだけど、同じようなことが書いてあった。

そして、季節が回ってまた卵塊を目にする季節となる。今年はもう少し卵塊の違いを感じたいと思って、本を読み直し観察地に訪れた。で、結果から書くと、そんなにすっきりわかるものでないということがわかる。

2種の卵塊の違い

ニホンアカガエルの卵はしっかりしていて一つ一つの卵がつぶつぶしている感じ。
ヤマアカガエルの卵塊は全体的にどろっとしている感じ。

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「発生がすすむ(産卵から時間が経つと)と、ニホンアカガエルの卵塊もどろっとしてくる。」という話を長年観察している人から新たに聞き、そりゃそうだなと納得。

発生直後の卵塊ならば、しっかりしているかどろっとしているかが参考にできるけど、時間が経って仕舞えばその限りではないということで、ゼリー状のものが水の中にあるのだから当然のこと。

産卵直後に観察に行き、手に取らないとダメだねという話でした。去年、モリアオガエルの産卵が見たくて足繁く通った時は、卵の数が増えていくのがわかったので、そのくらい通わないと確実にはわからないということがわかりました。

観察地で考えたこと

モリアオガエルの産卵シーンは、どうしても見たくて通いましたが、ニホンアカガエルとヤマアカガエルの卵塊の区別にはまだそれほどひかれません。

その前に、2種のオタマジャクシと成体の区別はしてみたいので、すぐ忘れるので書き残します。

同じ場所にトウキョウサンショウウオが生息していて、今年はだいぶ産卵が遅いようですが、カエルは例年通り、サンショウウオは何がきっかけで産卵するのだろうと疑問の深まった夜でした。

また、観察地がとても乾燥していたので最近の降水量も確認しようと思いました。

2種のオタマジャクシと成体(カエル)の識別ポイント

識別ポイントは多数あるのですが、以下、自分が確認したいポイントです。

ニホンアカガエル
<オタマジャクシ> 頭に2点の模様がある
<カエル> あごに模様がない 白くてつるつる

ヤマアカガエル
<オタマジャクシ> 模様なし
<カエル> あごに模様あり

成体は捕まえないと確認できないけど、カエルは裏側を見ると情報量が増えて種がわかりやすいことが多いと感じています。

というわけで、今年もカエルの季節がスタートしました!

この記事を書いた人

橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

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