モリアオガエルの観察記録 成体1のみ 2022年6月3日

結果からいうと、去年、足繁く通ったフィールドのモリアオガエルの繁殖のピークはすでに終わってしまったようだ。

ほかの観察者の結果を写真や動画で見せていただき、2022年のピークは5月27日の夜〜28日にかけてだったのだと判明。

その時にできたと思われる卵嚢をたくさん今回確認できたが、楽しみにしていたオスの成体も小さい個体が1匹しか出ていなかった。

モリアオガエルの声は時おり聞こえたが、探せなかった。

27日まで西表島にいたので、関東のお天気等も全くのノーチェックだったが、降り続いた後の夜にかけての晴れ間は、絶好の産卵条件を満たしていたようで、

夜だけでなく、翌日の午後にかけて晴れて晴天だったにもかかわらず昼間っから産卵していた個体がいたのを聞いて、深夜でなくても産卵する、

条件が整えば、産卵を止めることができない感じなんだろう、と推測に至ることができたのは収穫。

今年は、実質3回しかモリアオガエルの繁殖時期に訪れなかったが、雨の降り続き具合、気温等の条件が全てなんだと確信。

来年の観察に生かしたいのでこれを書いている。

2021年は、6月4日に早朝の産卵を実際に観察し、モリアオガエルのオスの成体もたくさん木の上に残っていたが、

今年2022年6月3日は、卵嚢の数は多かったが、成体の姿はほぼなし。

これもほかの観察者からの情報だが、今年の1回目のピークは5月13日の夜だったよう。

13日は、昼間に街に出かけていて、雨にざんざん降られて自分がよく濡れた日。

個人的には、結構冷たく感じた雨だったが、関東全域でよく降っていたので、あの感じの条件がモリアオガエルのスイッチが入ったのかと。

観察場所が近所でないと、雨雲レーダー見て、雨の降り具合も想像の範囲で考えて狙うしかないが。

6月3日の観察の大きな収穫は、

トウキョウサンショウウオのエラ(ピラピラしているもの)の出ている数センチメートルの幼体が多数いて、しかもどれもよく動いていたこと。

フィールドに通うようになって3年目だけど、トウキョウサンショウウオの幼体がこんなによく動くのを見るのは初めてで、

水温等によるものなのか、詳しいことはわからないけど、結構アクティブに動けるのだと知った。

今年は、サンショウウオの産卵が3週間ぐらい遅れたのもあって、たまたま観察できただけかもしれないが元気によく動いていた。

6月3日は、前日に激しい雨が降り、その後のいいお天気だったので、

ヘビにも期待していったが、3種(アオダイショウ、ヤマカガシ、ジムグリ)のチラ見のみで、どれもゆっくり見ることはできなくて残念。

個人的にヒットだったのは、

サイハイランが咲いていたこと、上陸間近な尾が長いカエルにほぼなっている個体、ニホンアカガエルの成体1、

大きめのモリアオガエルの卵嚢が多数あったこと、サンコウチョウの鳴き声を聞いたことが、個人的にはヒットな1日でした。

トンボも2種観察。最近、入手した昆虫図鑑でチェックしたけど、サナエトンボ科という名前を初めて知ったレベルで、

昆虫が少しでもわかるようになるのは果てしない感じがする。

ちなみに、この図鑑。動物園でお仕事している爬虫・両生類仲間から教わったもので、2冊組。

GW後の翌週、雨がよく降った後がモリアオガエルの産卵スタート、その後2週間ぐらいに2回目のピーク。暖かい雨の後がチェックポイント。

というのを2023年は参考にしたい。

モリアオガエル雄
ウツギ
ニホンアカガエル

去年はキノコの位置にモリアオが可愛く入っていた

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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