出発前夜の予習が効いたのか、
翌日、やんばるの夜で、オキナワイシカワガエルの後ろ姿が目にはいったときは、
嘘みたい! 本当にみつけちゃった!
と正直なところ思った。
それは、予想があたったのもある。
到着日以外は、雨の予報がなく、
雨が降らないとカエルは動かないから、
夕方から降って、いい感じで湿っている今夜が1番条件がいいはず! と同行者と意見が一致して、
夜の観察予定地を急遽、変更した。
その結果だった。
見えた瞬間、感激というか、感動というのか、
あ〜、いた〜と、肩の力が抜け脱力したし、
出てくれててありがとう!!
と感謝の気持ちがこみあげた。
12月スタートの繁殖期にはまだ早いけど、
雨が降れば、チャンスがあると行く前に教わった。
それは、どうしても見たいし、現地情報を得たいので、
インスタグラムから知った現地のガイドさん(snake eyes)に連絡して教わる。
今回はタイミングが合わず、案内は叶わなかったけど、そんな希望はいただいた、
これも、とっても感謝している。
だから、最初からワクワクしながら探せ、期待は高まり、
かつ、自分で発見できるという、
最もうれしい状況で、出会うことに。
オキナワイシカワガエルとは
山地の森林に生息するカエルで、
やんばるの固有種。
固有種とは、地球上でここにしかいない種。
カエルは夜行性。
オキナワイシカワガエルは、繁殖期以外は、水辺から離れた林内でも活動。
夜間に林道のわきにいることも。
昼間は、木に登って昼間に樹洞や、水抜きパイプの中で休んでいることも。
冬12月から3月が繁殖期。
渓流の上流部でや川岸や滝の周囲などの伏流水(常に水が入れ替わりたまった状況)が流れる穴や岩の隙間などで産卵。
メスを呼ぶ、オスの鳴き声は、
ヒュー!!ヒュー!!と
鋭く叫ぶような声だ。
これから
出会いたい生きものは、
探さないと見れない。
偶然での出会いでしかないから、
その確率を上げるべく、
積極的に頭を使って、
情報収集もする。
でも、可能なら、現地の信頼できる人と繋がって、案内してもらいたいと思ってる。
ベストを尽くしても出会えないことがあるのが、生きものだからと考えているから。
これからは、現地のガイドさんとも繋がって行きたいと考えてる。