オオサンショウウオ 河川の改修工事前に移動

広島から帰る8月17日最終日、どうしても最初にオオサンショウウオを見たところに寄って欲しいとお願いして、連れて行ってもらった場所は、前日からの雨で増水していて、

水量も圧倒的に増え、泥水となり何も見えなそうな具合でした。最初に見た場所は水没していて、流れも激しくオオサンショウウオも流されるだろうことが容易に推測でき、とても見つけられそうにないと私はすぐに思ってしまったのですが、

同行者はあきらめておらず、普段は人から離れて観察することはないんだけど、その時は後ろ髪引かれて、川岸から身を乗り出して探していたら、なんと、その時、オオサンショウウオが息継ぎに上がってきて、

あとはお察しのとおり、一瞬騒然としたあと、見つかったことに感動し、そのあとしばらく濁った川の中を見続けて探しつつ、観察していました。

そうしたところ、ご近所のお爺さまが何事かと思って様子を見に出てこられ、オオサンショウウオを見に来て探していると伝えたところ、水害のために崩れた河川の工事が近いうちに入るので、川をさらって、26匹を移動したところだからいないよ、と教えてくださって、

え? こんなところにそんなにいるの? と色々直接聞いてみたい気持ちはあったけど、実際に見ることができるのは最後とあって、どうしても目の前の川から目が離せず、後から案内してくださった方が聞いた話を教えていただきました。

私たちがしばし見ていたら、もう1匹水面に出てきて、2匹いることを確認。激流と化している水流に流され、岩の隅に溜まった個体が自力で動き出しているのか?

それとも、その位の流れは何ともなくて自由に動けているのか本当のところは全くわかりませんが、2匹は流れの本流の方へ移動していき姿を消しました。

河川工事は、安佐動物園の飼育員の方のアドバイスもうけ、人工巣穴や移動のための道も作られるそうで、オオサンショウウオに適した河川工事がされると後から聞きました。

26匹は、近くの下流に移動されたそうですが、想像以上の数に驚くとともに、地元の方にとって本当に身近に生息している生き物なんだなと思った次第です。

現地の旅行者の方と、一緒に旅を作る話を進めたので、新しいことができそうで、ワクワクしています。

よく見ると、オオサンショウウオが見えます。1枚目は、比較的見つけやすく、2枚目はわからないかもしれませんが。

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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