広島市営の動物園、安佐動物園Asa Zooは、日本で初めてオオサンショウウオの繁殖に成功した動物園。
もちろん、世界でも初めてのこと。旅の最後に訪れました。
入り口、入場券を買うところから楽しかったのですが、それは入場券が5枚とも絵柄が違って、動物ネタの3コマ漫画が描かれていましたがワクワクでした。
そして、お札が飛ばないように使われていたペーパーウエイトが、川の石を動物柄にペイントした手作りのもので、思わず声をかけたら、全てあるものを出して説明してくださった。親切にありがとうございます。
もう、ここから愛あふれる動物園だと感じました。
オオサンショウウオがモチーフに使われあちこちに描かれているし、
ショップに入れば広島カープとのコラボTシャツほか色々オオサンショウウオグッズが豊富にあるし、
今もっとも詳細な資料だと教わった『オオサンショウウオを知る守るそして共に』も購入できたしで、入園すぐにとても満たされました。
大人なので欲しいものは厳選しますが、好きなものは買います。
そして、動物科学館へGO!
そこには、過去最大と言われる、オオサンショウウオの標本があります。
体長約150センチですが、あまりの大きさに、これを目にしたら、恐竜というか、この世のものとは思えないだろうという感じで、
同行の案内してくださった方が、生前に見ているとさらっと言われ、それにもびっくり。
本当に広島の方は、オオサンショウウオが身近すぎて、なんとも思っていない方が多いですが、オオサンショウウオは目につく機会も多いので、そうなったのだろうと段々わかってきました。
やんばるの山に棲むカエルは、探さないと見る機会がないので、地元の人も知らない人は全く知らないけど、
オオサンショウウオは、田んぼの作業、水路の清掃などすると出てくるそうで、皆さん田畑をやっているから身近なのかとわかったのは、つい最近のこと。
150センチの子は、オスかメスなのか気になったのですが、お尋ねしたけどわからず。
オオサンショウウオの生体は、違う場所で展示されていますが、そこで驚いたことは、水滴がついて見難い時にガラスを拭ける布と、水切りワイパーが置いてあったこと。
そんなものが用意されている動物園は初めてみました。
赤い照明で、観察しにくいのですが。ハンザケ自然館で水槽の中の個体はたくさん観察したので、動物園ではさらっとみて終わりにしました。
オオサンショウウオの観察の旅の締めくくりにとてもいい場所でした。施設はどこも古そうでしたが、動物達のスペースが比較的どこも広々としていて元気そうで、案内の展示にも愛を感じる素敵な動物園です。
オオサンショウウオ以外では、マルミミゾウがいたこと、クロサイが2頭よく動いていたこと、猿山にサバンナヒヒの群れがいたことに個人的に驚きでした。
ナイトサファリもしているそうなので、いつか行ってみたいし、全部は回りきれていないので、再訪したい動物園です。
★なぜか、写真が挿入出来ないので、出来るようになったら入れます。