シロハラクイナは、西表島では歩いているのをよく見かける鳥。
鳥を気にしていない人でも西表島で数日過ごしていたら、きっと目にする鳥で、
鳥を探している人にとっては、日に何度も目にする鳥となる。
今年は、成鳥だけでなくヒナの目撃回数が多くて、ちょうどそういうそんなタイミングに当たったのかと推測。
ヒナは全身真っ黒で、まるで映画のキャラクターのまっくろくろすけのよう。
6羽連れて歩いているのを目撃したメンバーもいて、それは私も見たかった、うらやましい。
でも、お母さんとヒナを一緒に目撃できたので、それで十分としよう。
どんな生き物でも、ヒナは可愛いけど、真っ黒な毛玉みたいなシロハラクイナのヒナは、ことさら可愛く感じる。
西表島には多数生息しているが、戦前はいなかったと昨年聞き、移入種だと知る。
でも、そんなことは全く感じさせないほど、道路に出てきたり、集落を歩いているとばったり出会ったりと姿をよく見かける。
そして、けたたましく鳴いているのを聞く機会も多い。
その存在に愛嬌を感じる鳥。今回は「首長さん」とあだ名がつけられていた。
撮影日:2022年6月29日