西表島では2種のフクロウの仲間に出会えるチャンスがある。
リュウキュウコノハズクとリュウキュウアオバズク。
夏鳥として渡来するアオバズクやコノハズクの亜種で、どちらも年中島にとどまって生活している留鳥(りゅうちょう)だから出会えるチャンスが高い。
気にしていれば、よく耳にする「コホッ、コホッ」という鳴き声は、リュウキュウコノハズクの雄の鳴き声。
その声が近くで聞こえると姿を探したくて、キョロキョロしてしまう。急には動かない方がいいけども。
集落内の比較的明るい場所、電柱にとまって鳴くこともあるし、部屋にいて近くに声が聞こえたので、窓をそーっと開けたら、
正面の民家の前の電線にとまっていたのを確認したこともある。よく鳴くので、存在を感じやすく、声を頼りに探すことができる。
いっぽう、リュウキュウアオバズクも鳴くにはなくが、比較したらほとんど鳴かない気がする。目で探す感じになる。
性質も繊細で、見つけてすぐに飛ばれることが多いが、時々は姿を見せてくれる個体もいる。
リュウキュウコノハズクを集落内では私は見たことはなくて、棲み分けしてるのかなぁとも思う。
2種とも電柱や電線、ガードレールや道路わきのバーの上で見たことがあるけども、場所の好みが違う気がする。
いずれにしても、今年も滞在中に両種ともに複数回出会うことができ、元気に暮らしていける環境なんだなと感じられてうれしい。
2種は体型が違うので比較的わかりやすいと思うけど、夜間観察に慣れていなかったり、双眼鏡を使わずに裸眼で見ているだけだと、違いがわかりにくいかもしれない。
リュウキュウコノハズク
リュウキュウアオバズク
では、質問です
一番はじめの写真はどちらでしょうか?
答は、次回のブログで。気になる方は、お問い合わせください。