ノガンという仲間がいて、
草原を歩いて、虫を追い出して食べて歩く。
基本歩いているので、
タンザニア、セレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)のサバンナではよく見かける。
アフリカオオノガン、セネガルショウノガン、クロハラチュウノガンの3種がもっとも見やすい。
今回、繁殖行動の雄のディスプレーを見る機会に恵まれた。
雌が近くにいたとは思えなかったけど、
突然、雄が前のめりで進んでいったので、
私たちの見えない草の中にいたのかもしれない。
一瞬で顔を変えて、
顔の表面積を2倍にするかのような、
劇的な変わりぶり。
首も太くなり、
顔というか、頭全体が大きくなるから、
空気をいっぱいにすいこんで膨らましているのか?
トップのアイキャッチの写真は、ディスプレー中。
普通の時と、並べてみる。
三枚とも同じ鳥の写真。
3枚目は、まだ顔はディスプレー中だったけど、ちょっと落ち着いた雰囲気。
1枚目と2枚目が同じ鳥だと言われなかったら信じないかもしれない。
でも同じ鳥。
眼を見ひらいて、真っ黒な目に、
今回は、一瞬にして、
変身したその変顔、おてもやんぶりに歓声があがった。
2019年は既に雨がたくさん降って、繁殖期が進んでいたおかげで、
ディスプレーを、いろいろ見ることが出来た。
ホルモンも出てそうな気がする。
一瞬にかける雄(男)のロマンを感じずにはいられない。