タンザニアのサファリで出会える哺乳類もご紹介します。
今回は、ンゴロンゴロ保全地区で撮影したものを記載。
タンザニアでは、ここでしか出会ったことのない生きものに、クロサイ、カラカルがいる。
タンザニア北部のサファリでおよそ40種くらいの哺乳類を観察する。
ただ、毎回、何かに出会うことが叶わなかったり、また思いがけず出会う生きものもいる。
スレンダーマングースの黒色タイプは、多分一度しか見たことないと思う、ちょっと記憶に最近自信がないけど。写真を見て、図鑑を改めて読み、カラーバリエーションが多い種だと知る。
それから、キンイロジャッカルとよんでいた動物は、調査が進み、遺伝的にハイイロオオカミに近いことがわかり、ユーラシア大陸のキンイロジャッカルとは別種になり、「アフリカキンイロオオカミ」(学名Canis anthus)になっていた。何かで聞いていたり、参加者にも以前言われた気がしていたが、今回ネットでCNNの記事で改めて確認したら2015年の記事だったので、だいぶ前からそうだったのだと知る。古いままの情報でお伝えしていたみなさんごめんなさい。
ンゴロンゴロ保全地区は、動物との距離が比較的近い、そしていつもいく2月上旬は、草食動物の出産シーズンにあたるので、運が良ければ、そういう場面に出くわすこともあり、感動的です。あっという間に子供も立ち上がるし、母子ともに強いなぁと毎回感じます。
では、また10数年分の写真からピックアップして一挙に公開します。


サファリカーの陰で、休むライオン 木陰がないので、車にわざわざ近寄ってきて休む
トムソンガゼル シカの仲間とイメージする人が多いですが、ウシ(レイヨウ)の仲間。

クロサイの親子が走ってたことがかつてありました。



運がいいと、全身を見ることができます。



カラカル 滅多に出会えませんが、いつもほぼ同じ場所で見るので、いつもいるけど、動いてないと見つけられないだけなんだろうと思います。
よく見ると子供の顔がもう見えています。


あっという間に、生まれて10分もせずに子は立ち上がります。

イランド もっとも大きいレイヨウ このサイズになると本当にウシに見えます。


アフリカキンイロオオカミ
イボイノシシ
サバンナヒヒ 現地でももっともよくみるサルのバブーン(Baboon)


アフリカスイギュウ バッファローの周りには鳥が多いのですが、この時はシュモクドリとウシツツキが。







黒色型のスレンダーマングース 尻尾の先が黒いのが特徴の一つ。一回しか見たことないけど、ンゴロンゴロでは樹林帯が生息地なのかも? よく見る種はシママングースで、縞があり茶色です。



親子で草食動物の胎盤を食べていた、アフリカキンイロオオカミ

ンゴロンゴロの2月はクレーターの底が草におおわれて美しい









ブチハイエナは、水溜まりというか泥水の中に入っているのをよく見かけます。






トムソンガゼル 体側に黒い線があるのがトムソンガゼル 黒い線がなくて、体がこれよりも大きいグラントガゼルという似た種もいる。
グラントガゼル
セグロジャッカル 岩の下、地中なのか? で子育て中



クロサイは、運が良いと体全体が見えますが、体の一部しか見えない時も多く、そうするとサイには見えません。ンゴロンゴロでしか出会いのない動物なので、毎回よく探します。
サバンナモンキー これもよく見かけるサルだけど、授乳してたのはこの時だけでした
小鹿みたいに見える、ディクディク これもウシの仲間






イランド レイヨウの仲間のもっとも大きい種 このサイズになるとシカではなくウシに見えてくる





なぜか走っていたクロサイ こんなに近くで見たのは2回しかない
百獣の王ライオンは無防備に寝るか、隠れて寝てます
こんなふうに雄らしいカッコいいライオンを見たのはこの写真を撮ったときだけ
