ワタリアホウドリに会いたくて、来年ニュージーランドに行くことを決めて、ebird(世界的な野鳥観察情報が無料で得られる、コーネル大学鳥類学圏救室が運営しているデータベース)でワタリアホウドリを検索しても、該当なしと出て困った。
英名Wandering Albatrossで入力しても同じで、はてな?が飛び散った。名前から検索できない時は、画像から調べればいいのだけど、スプリットしたとは夢にも思わず、1週間ぐらい悩んでいた。南極に行く前に買った英語の図鑑にはワタリアホウドリは5亜種のように地図で説明があった。
全然、緊急な用事ではないけど、他のことをしていても、ずっと気になって、結局、友人のバードガイドに聞いたら、4種に分かれたことを教えてもらった。去年2023年に分かれたはずと。
Snowy
Antipodean
Tristan
Amsterdam
の4つに、Wandering Albatrossは分かれて、そのせいでWandering Albatrossはebirdの中からは、種名としては消滅していた。それで私が混乱した。
この4種は、見た目で区別するのは難しいので、基本的には場所で判断するとのこと。
南極で船に飛んできてくれた写真のが、Snowyで、
ニュージーランドで出会えるのが、Antipodeanになる。
種が、どんどん分かれていくことを追っかけることに全く興味がなかったけど、自分の知りたい鳥が分かれてしまうとこういうことになるのかと初めてわかって、追いかける意味を初めて理解した。
次に南極に行くまでに、海鳥をわかるようになりたい。まずは大きなアホウドリの仲間から近づきたいと思ったので、3月から八丈島航路を週一で往復して観察修行をしていたわけだけども、自分が海鳥にこんなに興味を持つようになるとは夢にも思ってなかった。
そして、最近スマホに入れたMerlin Bird IDアプリの図鑑を、日本だけでなく、ニュージーランド、ボルネオ、マダガスカル、南極、タンザニア、ガーナと横断的にバードパックを度々入れ替えて利用している。やっぱりアプリも使いこむとかなり使えるようになるものですね。ちょっと変な使い方かもしれないけど、自由に遊ばせてもらっています。