ボルネオ自然の旅 ウンピョウを探す旅 ベンガルヤマネコ NO.1

昨年2023年10月ぶりのボルネオ島への旅。今回は、ネコ科のウンピョウを探しにやってきた。初日は、ボルネオ島のコタキナバルにブルネイ経由で夜に到着し、一泊してから、国内線に乗って移動。

朝、コタキナバルのホテルの部屋からの景色 街路樹の植物が熱帯。
マレーシア航空LCCのマスウイングでラハダトゥへ。後ろから乗るから、後部座席が出入りしやすい。2−2配列。
標高4,095メートルのキナバル山が見えた。すごく高く見える。また8月に登る予定。
ラハダトゥにあっという間に到着。自分達の荷物がおろされるのをみつけて安心する、仕事が早い。
ターンテーブルなんていうものはなく、台の上に置かれ、無くなったら次の荷物が置かれる。この素朴な形式は、他にはマダガスカルの地方空港しか知らない。

空港からは車に乗りかえて移動。目的地まで2時間程度。ここに4泊して、オープンタイプの車からネコ科のウンピョウを探す。

川沿いの部屋は、すべて二人部屋。広いし、必要なものは揃っていて快適。川の見えるベランダもある。
ベランダからの景色、川の水が濁っていた。雨が降っていないことを聞いて心配していたが、滞在中は、この日以外はずっと雨に降られ、雨に翻弄されることになるのをこの時は、まだ知らない。雨季は終わってるのに、、、。

ランチ後、休憩を挟んで、ダスクドライブへ早速出発。

出会いたい動物、ウンピョウが薄暮時に一番動く時間とのことで、16時〜20時、4時30分〜7時30分の時間帯で観察。合計8回のドライブを計画。

 

部屋を出てすぐに、サイチョウが遠くを飛んでいった。飛ぶ前に鳴くから、どこにいるかがわかりやすい鳥。
ミズオオトカゲ(Monitor Lizard)が水たまりに浸かっているのを遠くから眺める
コアオバト アオバトの仲間が5種もいるボルネオ島だけども、この種が最もよくいる。暗くて証拠写真にもなっていないけど、オスは胸がオレンジとフジ色で美しい
クロサイチョウ雄 眉の様な白い羽があるタイプ(無いタイプもいる) メスは嘴が黒く、雄に比べると体がだいぶ小さい
サイチョウ 距離が近いと大きさを感じることができる
カンムリワシ 最もたくさん見かける猛禽。かなりの高頻度で出会える

そして19時前には完全に暗くなり

マレーウオミミズク ここには3種大型フクロウの仲間がいるが、最も出会える種 今回も多数の個体に出会った
ベンガルヤマネコ (英名 Leopard Cat レオパードキャット) この保全エリアでは、数が多いので比較的、出会いやすけど、じっとしていてくれるかはネコ次第で。この写真の子みたいに、しばらく動かない個体は初めてで、この度の間も、15匹以上は出会ったけど、写真をゆっくり撮らせてくれた個体はこの時だけだった、感謝しかない
飼い猫の祖先に一番近いと言われるが、凛々しさは別物に感じる
野性ネコは、どんな種を見ても美しい
パームシベットの子供 ジャコウネコの仲間。ジャコウネコは、イヌとネコの中間みたいな生きもの
3匹の子連れのお母さん 子沢山なのか、子を3匹連れてるお母さんパームシベットには別の場所でも出会った
木の上で毛繕い中のパームシベット
尾が長くて形状が独特だとこの写真を見て思ったけど、たまたまかな?
ライトのついた掲示板に集まっていたヤモリ 夜に宿に戻ってからのお楽しみの一つ
蛾 写真に撮ってよく見ると、地味美しい。壁についてた

この日は、のんびりその場にいてくれたベンガルヤマネコに感謝。ここでは比較的普通に見られるが、他のエリアでは、見ることが大変難しくなっている。いくら一番数が多かろうが、ゆっくり出会えなければ、もっと見たいと思わずにはいられない魅惑的なネコ科。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

イベント情報

ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

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