食べ物のあるところに、動物が集まるのは当然なのですが「木の実がちょうど熟してよくなっていたら、そこにいるだけで一日中、たくさん鳥が見られるよ」とバードガイドに聞いていた通り、キャノピータワー(後で説明します)からのそれを実際に今回の旅で目にしてきました。
もっとゆっくりそこにいたかったけど、時間的に許されなくて残念でしたが、森のレストランがオープン中で、正味15分もない滞在で鳥たちが向こうから現れてくれるのはワクワクする時間でした。実を食べる鳥だけでなく、熟れた実の臭いに寄ってきた虫を食べる鳥も現れました。
キャノピータワーとは、熱帯雨林の樹は高さ30〜40mと高いので、下から見上げても鳥を見るのは難しいので、地上から高いところにいる鳥を見るための塔です。
全体的に地上から底上げするために、橋(キャノピーブリッジ)を森の中にかけ、ところどころに樹冠(木の上の部分)エリアに到達できるような30m位の高さの塔(キャノピータワー)がある特別な公園があって、そこで鳥を探すと、木の実がない時でも素敵な鳥との出会いができます。
林冠をキャノピー(cannoy)といい、それらの中にかける橋や塔を、キャノピーブリッジ、キャノピータワーといい、規模や塔や橋の長さや数はその施設によってまちまちですが、熱帯雨林の鳥を観察するための場所によくあります。それらがないと鳥に近づけないので、ある場所を訪れることになります。
オランウータンで有名なボルネオ島ですが、熱帯雨林に生息する色鮮やかな鳥や大きな鳥に出会える場所でもあります。