この日の早朝は、マレージャコウネコから始まったが、写真は撮れず、ロッジの敷地内を出る前から出てきたから夜はどこにでも動物はいるなと実感する。で、夜に、帰ってから一人で散策に行こうとふと思った。
夜明け前に鳥が一斉に鳴き(Dawn Call)がそれが落ち着き、すっかり明るくなる
この足跡が、数日前のと言われたが、かなり激しい雨の後に残っているから、ほんの少し(数時間)前じゃないかと疑問を持ちそれを確認してガイドに改めて質問した。二人のガイドに質問したが、合わせると、道路の傾斜のせいで、片側に水が溜まりそちら側は足跡が消えている。残っている方は、地面がひび割れて乾燥しているから、足跡がくっきり残りやすいだけで時間は立っている。そして、前日通った時には動物の腐った匂いがしていたのだが、それは獲物の食べ残しが腐った匂いだろうと。この時は、もう匂いはしなかった。死体は2、3日後が一番匂うと説明があった。食べ残したということは、そこそこ大きな獲物だったのだろうか?
少なくとも左側から歩いて右の森に入って行ったウンピョウの後ろ姿を想像した。妄想に近いけど、だんだんそういうのが見えてくるようになった。花が咲いていなくても、蕾や葉を見たら一面に咲いているのを想像できるようになるのと同じように。
この日は、前日にもまして午後から大雨が降る。蒸し暑いだけで期待できないからと出発を夜早めに変更した。
この夜、「マーブルキャットだ!」と言われる目のライトは見たが、確かに一度見たことのある感じと同じだから疑ったわけではないが、あまりにも遠すぎて、そして運悪くガスってきたタイミングでほとんどよく見えず、かなり消化不良で終わった。そして、帰り道にまたゾウに出会った。ゾウは昼も夜も動くと実感したが、そうするといつ休んでいるのだろうか? アフリカ・タンザニアでは夜間観察ができないから、夜にアフリカゾウが動いているのかは全く知らないので興味がわいた。南アフリカでは夜間観察はしたけどもアフリカゾウに出会ったことがあっただろうか? 2019年が最後でもう覚えてはいない。