ボルネオ自然の旅 ウンピョウを探す旅NO.3 大型フクロウ3種

この日の早朝は、マレージャコウネコから始まったが、写真は撮れず、ロッジの敷地内を出る前から出てきたから夜はどこにでも動物はいるなと実感する。で、夜に、帰ってから一人で散策に行こうとふと思った。

パームシベット 大きめの子供3匹を連れた母、4匹が車に近づいてきてびっくり。母が近寄ってきたから子供達ももちろん近づく、そんなこともあるんだなと。
目だけ映った子供達3頭
マレーウオミミズク 大型フクロウ1種目 地面にも降りてくるので、観察・撮影しやすい
足が長いのねと初めて感じる
獲物を狙っているのか、静かに落ち着いてたが、

 

何かに反応して
集中していて、こちらに気づきつつも気にはしていなかった様子がやっとこちらを向く
早朝の暗い時間帯に、撮影できたのはこの日は2種のみ

夜明け前に鳥が一斉に鳴き(Dawn Call)がそれが落ち着き、すっかり明るくなる

昨日、さらっとすぎたウンピョウの足跡ポイントに寄って欲しいとリクエストして、足跡を改めて確認する
ウンピョウの足跡と小柄な青年(20代)ドライバーさんの手
足跡は道路の片側のみ

この足跡が、数日前のと言われたが、かなり激しい雨の後に残っているから、ほんの少し(数時間)前じゃないかと疑問を持ちそれを確認してガイドに改めて質問した。二人のガイドに質問したが、合わせると、道路の傾斜のせいで、片側に水が溜まりそちら側は足跡が消えている。残っている方は、地面がひび割れて乾燥しているから、足跡がくっきり残りやすいだけで時間は立っている。そして、前日通った時には動物の腐った匂いがしていたのだが、それは獲物の食べ残しが腐った匂いだろうと。この時は、もう匂いはしなかった。死体は2、3日後が一番匂うと説明があった。食べ残したということは、そこそこ大きな獲物だったのだろうか?

少なくとも左側から歩いて右の森に入って行ったウンピョウの後ろ姿を想像した。妄想に近いけど、だんだんそういうのが見えてくるようになった。花が咲いていなくても、蕾や葉を見たら一面に咲いているのを想像できるようになるのと同じように。

朝の気持ちいい時間
少し肌寒いくらいで清々しい朝の空気と空
光が空が美しい 数時間後にはガラッと変わるけど
サバリーフモンキー 10頭くらいの群れ 葉の影に隠れ、逆光でよく見えないが時折、顔を出す個体がいた。独特な三角の頭をしている。かなり補正した写真でボケボケだけど、こんなサル。名前の通り、葉を食べる。新芽をちぎって巻いて食べる。大きな群れに出会って姿が少しでも見えたのは、ラッキーだったが、もっと出てきて〜と声をかけたほど見えにくかった。
カニクイザル こちらはたくさんいるサルで、シャイでない。表情を見ているのが楽しい

指先を盛んに気にしている、ネイルでもしているよう
ここには筋肉質なブタオザルもいるのだが、今回写真を撮るチャンスがなかった。多数見かけるけど、よくいる動物ほど、ちゃんと撮らず終わることが多い、反省
カンムリワシ だんだん誰も見なくなるほど多数いるけど、顔がキリッとしているので採用(笑)
ヒガシボルネオハイイロテナガザル ロッジの敷地内に戻ってから観察 ロッジの近い場所にいる家族だけど毎日動く。今回は早朝から鳴かれることはなかったけど、朝早いと3時半位から鳴いて起こされる
光が悪くてかなり補正した写真
オレンジ色の実を食べていた

指の構造が違う しっかり持てないと落ちるから当然か

テナガザルは手はもちろんのこと足も長い。表現が悪いが、腕は違和感を感じるほど長くみえる
樹上生活者らしい身体だ
ヤスデの仲間 朝食後に部屋に戻る前に見つける。カラフルなタイプ
昆虫は得意ではないけど、ヤスデは大丈夫な私。噛まれると痛いと聞いているので手は出しませんが
コウハシショウビン 大きなカワセミの仲間 肩のストレッチをするのにベランダに出てやっていたら「ぽちゃん」と大きな音がしたので見たら、コウハシショウビンが魚を獲ろうとしていた。何度目かに成功し、しばし飲み込むのに苦労して飲んでから、森に消えていった。すぐに隣の部屋のMさんに伝えに行ったけど、この日の午後に鉄砲水が来て、川は増水、いっそう泥水になり、残念ながら滞在中に見るチャンスがなかった

この日は、前日にもまして午後から大雨が降る。蒸し暑いだけで期待できないからと出発を夜早めに変更した。

クロアカヤイロチョウ ヤイロチョウの寝てるところまで見られるとは思ってなかった。はじめから頭を突っ込んで寝ていて、わかりにくいけど
オオフクロウ 大型フクロウ2種目 大きな目と体で風格があるように見える
ベンガルヤマネコ 久々に写真が撮れた。初日に撮影できた後は、撮れるほどじっとしている個体はおらず、観察のみで終わっていた。撮影できた2個体目。体が小ぶりだったし、あどけない気もするので、子供かもしれないと話した
マレーワシミミズク 大型フクロウ 3種目
獲物のネズミ 足でつかんでいる時は気づかなかったが、くわえてわかった。死後硬直しているネズミだった
食べるのかと思いきや、いつまでも食べず。咥えているだけで、かつ、しばらく飛び立たなかった

この夜、「マーブルキャットだ!」と言われる目のライトは見たが、確かに一度見たことのある感じと同じだから疑ったわけではないが、あまりにも遠すぎて、そして運悪くガスってきたタイミングでほとんどよく見えず、かなり消化不良で終わった。そして、帰り道にまたゾウに出会った。ゾウは昼も夜も動くと実感したが、そうするといつ休んでいるのだろうか? アフリカ・タンザニアでは夜間観察ができないから、夜にアフリカゾウが動いているのかは全く知らないので興味がわいた。南アフリカでは夜間観察はしたけどもアフリカゾウに出会ったことがあっただろうか? 2019年が最後でもう覚えてはいない。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

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ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

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