子育てしつつ、仕事を続けるのは大変でした。でも、「そんなこと、みんなやってるだろ。」と上司に言われて、真に受けた私は、ある意味バカとも言うし、純だったのかもしれない。
自分で書いていて恥ずかしいが、「女の人はどうせ子供産んだら辞めるしね」「旦那が稼ぎがあれば、問題なし、女は男次第よ」みたいな、よくある暴言を真に受けてイライラしていた。
いちいち、真剣に受け取っていた20代だったと、回想。
でも、この仕事、結構続けるのが辛かった。大変だった。いまは、よく続けられたなぁと自分でも思う。でも、渦中では、どうしたら続けられるか、そればっかり考え、続けることに邁進した子供を産んでからの14年弱だった。
そもそも、あまり疑問を持たなかった。自分のやり方が下手くそなせいで、大変だと思っていた。振り返ってよく考える余裕もなかったというのが事実だ。
で、どこでバランスをとっていたかというと、それは海外のツアーに出た時だったんだと思う。
ツアー中は、日本にいるより、食事も睡眠もはるかにまともに取れる生活をし、そして、日本に比べたらはるかに貧しいという人たちが暮らしているのを目の当たりにして、まだ頑張れる私と本当に思っていた。
ちょっと異常な状況だったなと思うが、それで私は経験を積むことができた。現地の人々と信頼関係を気づくことができた。それは全く想像していなかったことだ。
5年とか10年とか継続して行ってきたことを、日本の身近な人よりもずっと、正当に評価してくれていた。全く私はわかっていなかった。信頼が大事と言いつつ、腹の底ではわかっていなかった。
それに気づいたのが、名古屋城での野望の会。
大下さんは、超能力者のように感じた。
「信頼に身をゆだねることができたのね。」と、言われ、確かにそうだと。
日本史がホントによくわかっていないが、気性の粗さが好きな織田信長の時代のあたりはかろうじて興味がある。
名古屋城で行われたイベントに先週、参加できて本当に良かった。最近は、感性のおもむくまま、ぴぴっと来たものに参加をしているが、外したことはない。主催者の大下さんに感謝です。そして、その場で初めてお会いした皆さん、同じテーブルの3名は特別に、ありがとうを言いたい。
地学に精通している人にも出会えたし、ファンになったと言ってくれた人にも出会えた。大下さんには、一番、この中で変態と言われ、、、え、そうですか。でも、確かに一番変わっているかも、と多少自覚しました。
でも、この道で進んでいくよ~と思えた、先週末でした。
アフリカ、タンザニアに毎年1回は訪れ10年、その間に、他のアフリカも訪れいろいろ見るようになった。その経験に感謝している。実際に見て経験できることが、どれほどの強みになるかは、仕事を辞めてから初めて感じた。
肌感覚で身につけたものを、活かしていきたいと思っている。
ちょっと、先ほど、ワインも飲んだせいで、手がすすむ。
言いたかったのは、思い悩んだとき、人生の転機に、いきづまたった時、そんな時に、アフリカに行くといいかもしれませんよ。
自然は大きいパワーを放出しづけている。
それを感じるかどうかは、人それぞれだと思いますが、少なくとも、日本と違う、あの広大な草原のある国を、一人でも多くの人に紹介したいなぁと思った昨夜でした。
☆写真の木のたもとには、ライオンが群れで休んでいます。