自然観察のための雨具 レインウェアの選び方・買い方

雨具 レインウェアの上下
ポイント4つ

1 アウトドア用品店で、アウトドアメーカーのものを購入する
2 上下別れた、セパレートタイプ、ジャケットとズボンが分かれたタイプの雨具をそれぞれ選ぶ
3 雨具の色は、暗めの色がベター。グリーン、ブルー、グレー、紺、茶、紫など
4 試着してから買う。若干余裕のあるサイズにする

なぜそうなのかをお伝えします。

1 アウトドア用品店で、アウトドアメーカーのものを購入する
さかいや、好日山荘、石井スポーツなどの大手の各種アウトドアメーカー(パタゴニア、ノースフェイス、モンベル、そのほかいろいろ)の雨具がいろいろ揃っているお店に行くと比較検討が出来て便利。

店員さんが詳しいので、初めて雨具を買うので、スタンダードの上下分かれた雨具、予算を言えば、このあたりと教えてくれるはず。

ゴアテックス、が有名だが、ブランドみたいなもので、各社いろいろ名前をつけて雨具を出しているので、聞いてみるといい。最近は、繊維業界も日進月歩で、毎年毎年、変化していってると感じる。

毎年ある程度使って、メンテナンス(使用後に洗って乾かして、防水スプレーかけて干して)しても、以前より濡れるなぁと思ったら、新しい雨具に買い換えた方が、いいだろうなぁと思っている。

雨がザアザア降る中、着て、長時間歩けば、結局は濡れるのですが、やっぱり、できるだけ濡れたくないし、冷え切りたくない、という気持ちがどうしても強いので、どの程度で線を引くかは自分次第です。

2 上下別れた、セパレートタイプ、ジャケットとズボンが分かれたタイプの雨具をそれぞれ選ぶ
4 試着してから買う。若干余裕のあるサイズにする

2と4は、一緒にご案内。

最近は、上と下、別々に買えるので、自分の体にサイズが合わせられます。

背の高い人、雨具のズボンが履いている下のパンツ(ズボン)より短いと、パンツが濡れてしまうので、気を付けてください。試着して買えばその失敗はありません。

ポンチョタイプとかもありますが、それは、最初の一枚にふさわしくありません。目的が明確な人が買うものだと思います。

少し大き目のサイズを選ぶのをおすすめします。それは、秋以降は上着を着た上から雨具を着るので、薄着の季節にジャストサイズだと困ります。

それこそ、夏用、冬用で2種買うという人はいいですが、厳冬期の山に行ったりしなければ、そんな不経済なことしなくていいでしょう。違うものを買った方がいいです。

ジャストサイズがいいという人もいますが、私はカバンにどうしても濡らしたくないものが入っているときは、カバンを背負った上から雨具を着るということもできますので、少し大きめのジャケットをおすすめします。

ちゃんと、ザックカバーや、濡れて困るものは、防水バッグに入れておけばいいのですが、時々忘れるのが人間です。

3 雨具の色は、暗めの色がベター。グリーン、ブルー、グレー、紺、茶、紫など
自然観察全般、鳥の観察をしたいというならば、地味目の上述のような色がおすすめです。登山だけをするつもりなら、別のサイトを見にいってくださいね。遭難時に目立つ色というのが定石です。

低山ハイキングなどの場合は、リーダーや同行者のレベル、会の目的などにもよると思いますが、歩くだけでなく、普段見ることのない鳥を観察することも十分楽しめるでしょう。そんな時に、派手な色の雨具だと自然の中で目立ってあまりよくありません。
  
雨具は、雨が降っているときだけでなく、寒いとき防寒具替わりに、いつでも着ることが多いです。

黒はハチや虫が寄ってくるので、おすすめしませんが、それを知っていて選ぶなら本人次第かと。会社に行くとき、町にも使いたいならブラックを選びたくなりますよね。最近は嵐のような天気もあるから、アウトドア用の雨具は持っていると便利です。

赤、ピンク、黄色、オレンジなど、遭難した時に目立つ色と言われているカラーは、鳥の観察には不向きです。

鳥を見たり、植物を見たり、自然観察は全くしないで、山に登ります!という方は、お好きにどうぞ。

あとは、自分の好きなカラーがいいと思います。気分やモチベーションが雨降ると下がるので、自分の好きな色の雨具を着て、気分を盛り上げよう!作戦です。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

アバター画像

橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

イベント情報

ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

Facebook Page

「いいね!」すると、ブログ更新のお知らせと、世界の旅で撮影した写真があなたに届きます。